【必見】MARCHレベルオススメ世界史参考書&問題集4選!
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます!
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ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- MARCHを志望しているけど世界史をどうやって勉強すれば良いかわからない。
- 世界史の流れがなかなか覚えられない。
- どのくらい世界史の勉強に時間を割けば良いの?いつから本格的に勉強し始めれば良いの?
MARCHに一般入試を用いて受験する際には、選択科目を受ける必要があるわけで、その中でも受験生に特に人気が高い科目として挙げられるのが、この「世界史」だ。
大方の受験生が、「日本史」もしくは「世界史」を選択するわけで、選択者が多い分合格するためには、他の選択者よりも高い点数を取らなければいけなくなる。得点調整なども考えると、得点として7割くらいは確実に取れるようにしておきたいところだ。
しかしながら、世界史は独学で勉強しようと思うと、なかなか難しい科目なのだ。単純暗記をしていけばいいと思われがちだが、MARCHのような難関大学においては、単純暗記では問題に対応できず、内容理解にも努める必要がある。
そこで、今回の記事では、MARCH志望の受験生が一歩でも合格に近づくことのできるような、世界史で使うべき参考書と問題集を紹介しようと思う。特徴とその使い方も説明するので、ぜひとも参考にしてもらいたい。
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MARCH受験生が使うべき「世界史」参考書
いきなり問題を解くのは非効率なので歴史の流れをインプットする必要があるのでまずは読み物系の参考書をご紹介。
世界史が得意ではない人、得意な人に分けて参考書を紹介していく。
まだ世界史がそこまで得意ではない人向け参考書
『一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書』著・山崎圭一 SBクリエイティブ 定価:1500円
この参考書は、YouTubeで世界史や地理などの解説動画を挙げている「ムンディ先生」こと山崎圭一が著者の世界史を学ぶにあたって導入に最適な参考書となっている。
というのも、この参考書の大きな特徴として、年号が一切使われていないというところがある。どうしても、世界史などの歴史を学ぶときには、年号などを覚える必要性があり、その点を苦にする受験生は多い。しかしながら、世界史において年号の暗記というのは必ず必要なものではないのだ。
年号は確かに覚えていて損になるものではないし、歴史事項の並び替えなどではクリティカルなものとなるかもしれないが、大まかに「何世紀中盤」程度の暗記で十分なのである。なぜなら、基本的に歴史の事項は一つ一つがぶつ切りに起こっているわけではなく、連関性をもって起きているのであるから、その関係性を理解すれば、年号など暗記せずに解答していくことが十分に可能なのだ。
その視点を重視しているのがこの参考書で、あえて年号を排除し、世界史をよりストーリー的に捉えることに焦点を当てている。そのため、世界史にまだあまり時間を取れていない人や、世界史の流れをつかめていない人は、この参考書を使ってまずザっと世界史の通史を確認しておこう。
ただし、この参考書を使う際に注意してほしいのは、世界史の連関性を重視した構成上、東南アジア史や南米史などの内容の掲載がないということだ。難関校ではメジャーではない地域史から出題されることも多いため、この参考書のみで勉強するのは避けるべきだ。
使い方としては、世界史の勉強の導入編として、全内容を一読してメジャー地域の通史を通しで確認し、細かな知識を覚えていく前提を作るのがおすすめの使い方だ。読むとしても二回ほどで十分だろう。
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世界史に自信がある人向け参考書
『青木裕司 世界史Bの実況中継(1)~(4)』著・青木裕司 語学春秋社 定価:1300円
さて、MARCHを志望する受験生に限らず、世界史を受験において利用しようと考えている人であれば一度は必ず聞いたことがあるであろうのが、この『実況中継』シリーズだと思う。古典文法や日本史などでも大きな人気を誇るシリーズで、定評もあるものである。
正直な話をすれば、MARCHの世界史の問題はこの世界史の実況中継を使い、内容を網羅することができれば、十分に合格点を取ることができるといえる。世界史Bにおいて抑えるべき重要ポイントに留まらず、MARCHなどの難関大学で出題される少し珍しい用語なども掲載されており、必要十分な情報量が確保できる。
しかし、その分内容が非常に濃く、その濃い内容が4冊も続くため、このシリーズを一読しきるだけでも達成感はまず感じられると思う。このような内容であることから、まだ世界史に自信がない人やふれたことがない人には、あまりお勧めすることはできない。自信を喪失したり、すぐに諦めてしまう可能性が高いからだ。
では、このように濃い内容をどのように自分のものにしていけばいいのか、使い方のコツがあるのでそれを紹介していく。
まずは、特に必死に覚えようと思わずに、シリーズを一通り読み切り、世界史の大枠と基本的な内容を拾っていくことが大事だ。ここで特に自分の中で定着が弱いなと感じた単元があれば、付箋などを使っていつでもひらけるようにしておこう。
次のプロセスとして、弱いと感じた単元を潰していこう。付箋が貼られてところを一つ一つ確認していき、適宜自分で内容を図示したりしてまとめたり、世界史Bの教科書などに立ち返って確認作業をして、苦手をなくすことだ。
次に全体の細かな内容を抑えていく作業に入っていく。まずは、赤字で書かれている内容をしっかりと覚えていくことから始め、解説部分などもよく目を通し、単純な暗記ではなく用語や出来事の内容を理解しながら進めていこう。このプロセスは最も力を入れるべきところで時間もかかるが、じっくりと取り組む必要がある。
そして最後にこのあと紹介する問題集や志望している大学学部の過去問などを使って演習をしていき、実践のターンに入ろう。ここで抜けや漏れが見つかったらその都度、実況中継の該当箇所を確認して、覚えていくことが大事だ。
MARCH受験生が使うべき「世界史」問題集
『高校世界史基本用語問題集 ツインズマスター』編集・伊東利浩 山川出版社 定価:880円
まず紹介するのが、『ツインズマスター』だ。この問題集は、出版社が山川出版ということもあり、多くの高校で指定教材となっている「山川の日本史B」の教科書に対応したものとなっている。そこまで知名度がこの問題集は高くなく、穴場問題集とでもいえるものだ。
「左ページは、リード文を穴埋めしていく形」で、「右ページは一問一答」という形式になっており、基本用語や重要用語を簡潔に内容を理解しつつ反復して覚えていくことができる。
取り上げられている用語は、基本的なものに限られているためこの問題集だけでMARCHなどに挑むというのは避けた方がいいものの、インプットが一通り終わった段階で、基本の定着を図るために使うには最適なものとなっている。
使い方としては、書き込み式であるため、直接書き込むことはせずに、印刷して繰り返し使えるように取り組んでいこう。左ページがリード文の穴埋めになっていることから、少し手間ではあるが、左ページと右ページを切って、左ページのみをまとめて基本内容の確認テキストを作ることができるのでぜひ作ってみてほしい。
MARCHにおいても記述式の問題が増加傾向にあるため、リード文を基本用語ともに頭に入れることができるので、左ページを有効活用してみよう。
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MARCH受験生が使うべき「世界史」一問一答
『世界史B一問一答【完全版】3rd edition』監修・加藤和樹 ナガセ 定価:1210円
言わずと知れた、世界史Bの一問一答で最も定番の問題集だろう。上述した『実況中継』そしてこの『東進の一問一答』の内容を網羅すれば、MARCHを始め早慶などでも満点を取れる実力がつくことは間違いない。
全国の大学入試問題やセンター試験などを徹底分析し、出題傾向や頻度などから重要と考えられる用語などの基本から超難問、奇問まで掲載しているのがこの問題集だ。各入試での用語の網羅率は本当に高いもので、まさに抜けのない内容となっている。
最重要内容の☆3の問題から、難関私大で問われがちな用語集レベルの☆1の問題までの3つの問題レベルに分かれており、MARCHを志望する受験生であれば、最低でも☆2までは完璧に覚えておきたい。
使い方としては、まずは確実に覚えておかなければならない内容である、☆3の問題を全時代、全地域において解答できるようにすることから始めよう。一度ですべての内容を覚えることは到底不可能であるから、最初から全力ですべてを覚えようとするのではなく、繰り返して解き返し、試行回数をとにかく増やすことが重要だ。
そして☆3が網羅出来たら、全単元における☆2と、自分が得意な単元における☆1の問題を合わせて確認していこう。ここでも試行回数を意識し、繰り返し取り組むことが大事になる。その際にはリード文も理解することに努め、用語の内容も合わせて覚えていこう。
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