MARCH専門塾YDアカデミア代表

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今回の記事では、MARCＨの水泳部をランキング形式で紹介していこうと思う！
それぞれの大学の水泳部ごとに、概要や有名な在籍していた選手、さらに推薦の割合などもわかる範囲で紹介していくため、水泳部への入部を考えている人や水泳好きは楽しんでみていってほしい！

MARCH水泳部強さランキング

基本的に本ランキングにおいては、直近5年程度の主要大会における結果等を総合的に考慮して決定しているため、その点注意していただければと思う。

第1位 中央大学

参考：中央大学

第1位に輝いたのは、中央大学の水泳部である。

MARCHの中で圧倒的な実績を誇っていると言えるのが、中央大学の水泳部で、というのも

15度の日本一、インカレ11連覇、オリンピック選手の排出数も現在までで11人

という輝かしい実績となっている。上記した事実から、中央大学の水泳部がMARCH水泳部ランキングの第1位とさせてもらった。

直近の日本学生選手権の記録を掲載しておくと(男子総合の記録)
2021年　4位
2020年　5位
2019年　4位
2018年　8位
2017年　2位

というものであった。日本の水泳を行っている大学生たちが目指す最高の舞台である「日本学生選手権」において、安定した記録を出し続けているのが特徴的だ。

創部は大正8年にまでさかのぼり、非常に歴史深い部活であることがわかる。創立年数自体は明治大学などよりは遅い創立となっている。

チーム名は「MaraudEr（マローダー）」で、現在(2022年)時点での部員数は、43人で規模も非常に大きい部活であると言える。全国から中学、高校と名を馳せてきた選手が集まり、切磋琢磨しており、学生選手権の総合優勝と、国際大会への代表選手の選出を目標にして活動している。

2021年のオリンピックに際しては、代表選手として

塩浦慎理、砂間敬太、大本里佳、池本凪沙

の4選手が選出されている。国際大会にここまでの人数を輩出できるというのは、なかなかできることではないため、レベルは相当高いと言える。

中央大学の英語の入学試験の傾向が知りたい方はこちらをチェック！

第2位 明治大学

参考：明治大学水泳部

本ランキング第2位とさせていただいたのは、明治大学だ。

中央大学と明治大学のどちらを第1位に据えるかで非常に悩んだが、惜しくも僅差で明治大学を第2位とした。理由としては、中央大学の実績と比較した時に若干明治大学の方が下回っていると感じたことにある。

しかし明治大学は現在勢いに乗っており、なんと

2015年~2018年　日本学生選手権男子で4連覇を達成
2020年　日本学生選手権男子総合優勝そして天皇杯の獲得達成

という目覚ましい記録を直近で残しているのだ。第1位の中央大学と現在の勢いという点で比べたときには、明治大学が勝っているのではないかと考えられる。

一番直近の大会で、つい先月の末(2022年8月末)に開かれた日本学生選手権では、男子総合2位、女子総合7位で男女ともにシード権獲得も達成している。

水泳選手としてオリンピックなどに出場した選手の数は、中央大学と同じ11名であり、ここでも拮抗が起きている。

また、明治大学の水泳部は非常に歴史深い部活で、なんと2019年で創部してから100年が経過したというのだから驚きである。第1回の明治10年に行われた日本学生選手権においても、男子は総合優勝を飾っている。

生田校舎にある合宿所にて日々切磋琢磨し、伝統の蓄積を生かし、更なる成績向上に向けて努力しているという。やはりこれほどの強豪校となると、合宿所にほぼ泊まり込みで生活しているようである。

加えて明治大学は、東京六大学(早稲田大学、慶応大学、東京大学、立教大学、法政大学、明治大学の6校)に加盟していることから、六大学対抗での大会なども行われることが多く、交流も広げていきやすいというのも利点の一つとして挙げることができるのではないか。

明治大学の英語の入学試験の傾向が知りたい方はこちらをチェック！

第3位 法政大学

参考：法政大学水泳部

MARCH水泳部ランキングにて第3位とさせていただいたのは、法政大学水泳部だ。

法政大学水泳部は、ここ数年単位ではあまり目立った結果を残すことはできていないが、今までの日本学生選手権では通算優勝3回（1977、1979、2009年）を誇り、直近の日本学生選手権では

2022年　男子総合10位・女子11位
2021年　男子総合13位・女子5位
2020年　男子総合8位・女子7位

というような記録となっている。毎年シード権争いには確実に関わってきており、一部選手は各種目で優勝や自己ベストを更新するなど結果を残せており、更なる総合力が上がれば、総合順位自体も今後どんどんと上がっていくのではないかと考えられる。

歴代のOBや在籍していた学生の中には、複数の国際大会出場選手もいて、

2016年リオオリンピック　フリーリレー代表選手として当時4年生の　青木智美さん
2012年ロンドンオリンピック　バタフライ代表選手としてOBの　金田和也さん
2008年北京オリンピックでは、計3選手

などと今までの通算では10名ほどのオリンピアンを輩出しているのだ。安定した実力を誇っているのが法政大学水泳部だと言えるだろう。

法政大学の水泳部も創部が1922年と歴史があり、チームのニックネームは「Seahorse(タツノオトシゴ)」である。練習環境としては、多摩キャンパスにある長水路が8レーンある大きな水泳場を完備しており、コーチには2012年のオリンピックで代表選手をつとめた金田さんが就いている。

第4位 立教大学

参考：立教大学体育会水泳部

本ランキングにおける第4位とさせていただいたのは、立教大学の水泳部だ。

立教大学水泳部は、直近の記録自体だけを見るとそこまで目立った記録を残すことはできていない。しかしながら、立教大学には培ってきた伝統の蓄積があるのである。

というのも立教大学水泳部は、2020年に創部100周年を迎えるような大変歴史の古い部活であり、1936年に行われたベルリンオリンピックにおいては、在校生2名が800mフリーリレーにて世界新記録を樹立したうえでの金メダル獲得を達成した。

加えて、日本選手権や日本学生選手権などでも活躍の場を広げ、一時期は「水泳立教」と呼ばれるほどの実力を持ち、日本水泳会を牽引していた時代もあったのである。

しかしながら、近年ではそこまで記録を残すことはできていなかったが、復活を遂げるために有力な選手を引き入れたり、練習環境を整備するなどの工夫をこらし、徐々にユニバーシアード日本代表や日本選手権に出場する選手が出てくるなど、復活の兆しが見え始めていると言ってよいだろう。

一番直近に行われた日本学生選手権では、「超閃」というスローガンを掲げ大会に臨み、日本選手権の出場標準記録を突破する選手や、一年生にもかかわらず決勝の舞台に出場する選手がいるなど、着々と実績を重ねていっている。

日ごろの生活としては、男子部員は新座キャンパスの近くにある、「水交寮」という2016年に完成したばかりの寮で寮生活を送り日夜練習に励んでいる。

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第5位 青山学院大学

参考：青山学院大学スポーツ

全体ランキング5位とさせてもらったのは、青山学院大学水泳部だ。

青山学院大学の水泳部は、主な目標として日本学生選手権に出場することと、関東学生選手権で上位成績を記録することを目標に練習を行っている。

2022年の日本学生選手権には、個人メドレー競技で1名が出場し、リレーでもチームとして出場を果たしている。結果としては振るわなかったものの、目標を確実に果たしていると言えよう。

現在そこまで多くの部員数が在籍しているわけではなく、男子では計17名、女子は計11名の総勢28名の選手が在籍している。比較的他のMARCHの水泳部と比較した時には、こじんまりとまとまった印象であり、比較的入っていきやすいのが青山学院大学の水泳部ではないか。

主戦場は関東学生選手権大会で、

女子は2部で優勝し1部への昇格を、男子は2部で400mフリーリレーにおいて3位

を獲得するなどしている。

最大で週に8回の練習回数を確保しており、主に午前中の時間帯で練習に励んでいる。基本的には青山学院の中東部の屋内水泳場で練習を行っており、夏季期間には大学内の屋外水泳場で練習を行えている。

今後の発展に期待をしていきたいと思う。

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まとめ

さて、いかがだっただろうか？各大学でそれぞれ独自の魅力があるが、明治大学と中央大学の水泳部はMARCHの他大学と比較して一つ頭が抜けている感を抱いた。

ぜひとも自分の実力や目標を勘案したうえで、どの水泳部に入るか検討するといいだろう！

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