【必見】MARCH合格に向けた『化学』おすすめ参考書・問題集5選
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます!
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ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- 医学部や国公立・私立大学の理系学部を目指している
- MARCH志望で化学選択にしたけどもう少し分かりやすい参考書ないかな?
- 理系で化学選択にしたけど生物・物理の方がいいのかな?
では、今回の記事においては、MARCHや難関私大への合格を目指す皆さんにおすすめしたい、「化学」でおすすめの参考書と問題集を何個か紹介していきたいと思う!
前回の記事では、「物理」のおすすめ参考書と問題集を紹介したが、理系受験生にとって双璧をなすことになる教科がやはり「化学」だと思う。物理と同じ程度に各項目ごとに特徴が分かれており、無機化学や有機化学といった各分野について正確に理解したうえで、それらの知識を総合して使っていく必要があるのが化学だと思う。
物理に関しては得意不得意が非常にはっきりする教科なのだが、この「化学」というのは曲者で大方の人が一定程度までは理解することができるのである。しかしながら、その先、つまりは受験でしっかりと得点につなげたり、高得点をとったりといったところを目指すとなると難しくなるのが「化学」だ。
化学の得点が伸び悩んでいるという受験生諸君も少なくはないだろう。そんな受験生諸君の助けに少しでもなればと思い、本記事を執筆しているというわけである。
それではさっそく、「化学」のおすすめ参考書と問題集の紹介を始めていく。
MARCH・難関私大受験生におすすめ『化学』参考書・問題集まとめ
インプット用の読み物系参考書と問題集に分けてご紹介。
参考書編
まずは読み物系の参考書からご紹介していく。こちらを読んで理解し、該当箇所を問題集でアウトプットしましょう!
『宇宙いちわかりやすい高校化学(理論化学・無機化学・有機化学)』著・船渡惟希 出版・学研プラス 定価・1628円
⇒まず一番初めに紹介するのは、「物理」編でも紹介した『宇宙いちわかりやすい高校理科』シリーズから『宇宙いちわかりやすい高校化学』だ。
こちらの参考書は、化学に関して強く苦手意識を持っている人や自信が持てていない人などにぜひとも使っていただきたい参考書となっている。
キャッチーなイラストがふんだんに盛り込まれていて、お堅い雰囲気とは真逆といってよい見た目をしていることから、化学に抵抗がある人でも手に取りやすいと思う。内容としてもthe参考書といった硬い雰囲気で進んでいくようなものではなく、キャラクターのイラストやふんだんな図解によってすらすらと読み進めていくことができるものだ。
また、そのように読みやすい見た目をしているからと言って内容が浅かったり、簡単なものにとどまっているということは決してないのもこの参考書の良いところだ。基本的に必要となる化学の知識はすべて網羅することができる上に、他の参考書では言及されていないことの多い豆知識や問題への対処なども所々に載っており、無理なく基礎力を身に着けられる。
レイアウトにも工夫がされているのも特徴的で、見開き1ページで進行していき、左ページで文字主体の解説が右ページにはその解説の図解が載っている形で、一目見てわかりやすさを感じられると思う。
別冊の問題集も付属しており、内容としては基本的なものに収まっているが、インプットした知識をすぐにアウトプットすることで知識を強固なものとすることができるから、一定範囲を確認したらすぐに問題に取り組んでみよう。
『大学受験Doシリーズ 鎌田の化学講義(理論化学・無機化学・有機化学)』著・鎌田真彰 出版・旺文社 定価・1430円
⇒続いて紹介するのは、人気予備校講師である鎌田真彰先生の著書で定評のある本書、『鎌田の化学講義』の3冊だ。
こちらの参考書は、シンプルな記述内容で受験に必要な化学の知識を効率よくインプットしていくことができるものだ。基礎的な内容から応用まで満遍なく学習できるため、3冊ともそろえる価値がある参考書であるといえる。
受験生からの好評を受け、数年前に加筆修正が行われ最新の受験動向まで踏まえた内容で出版されており、考えさせられるような問題が増加している傾向の昨今の入試にも対応ができるようになっている。
また、この参考書の最も特徴的かつ魅力的なポイントとして挙げられるのは、付属している別冊の「入試で使える最重要Pointo総整理」という冊子だ。こちらの冊子には、受験化学で使うことになる知識がコンパクトにまとめられていて、様々な科目に関して勉強する必要のある受験生が、短い時間の中で効率的に知識の総確認ができる優れモノだ。
問題演習の傍らにこちらの別冊を置いておけば、すぐに知識を振り返ることができ、一つの関連項目に関して見開きでまとめられていることで使いやすさが増している。通学時間などにこちらを持ち歩き確認するようにするだけでも、化学の点数が伸びるだろう。
『理系大学受験 化学の新研究』著・卜部 吉庸 出版・三省堂 定価・2860円
⇒参考書として最後におすすめするのは、『化学の新研究』だ。
こちらの参考書は、化学を確実な得点源として、他の受験生と差をつけることのできる難問にまで対処したいという、化学を受験における勝負科目としたい受験生におすすめしたいもので、レベルが高いものとなっている。それこそ、最難関国公立受験生などにもおすすめしたい参考書である。
受験化学という枠だけにとらわれることなく、例えば高校の授業過程では触れることのない内容にまで踏み込んで記載することで、どうしても高校までの範囲では理解や納得がしきれない点についても本当の意味での理解をしていくことができることに魅力がある。
ただ内容としては言及したとおり高校の化学の範囲を超えて書かれているところなどもあることから、ここに書かれている内容をすべて確認して覚えるなどということはしてはいけない。あくまでもここから必要な知識やテクニックを要所要所で盗んでいくという使い方を推奨する。
使い方としては、問題演習を行った際に解説を読んでも理解ができなかったところに関して、当該範囲をこちらの参考書で確認し、理解を深めていく、辞書的な使い方をすることがよいだろう。
問題集編
参考書についている問題はかなり基礎レベルなのでそれが解けるようになったら実践的な問題にチャレンジ!
『化学(化学基礎・化学)入門問題精講』著・鎌田真彰、橋爪健作 出版・旺文社 定価・1210円
⇒それでは問題集編で1冊目に紹介するのは、参考書編でも紹介した鎌田先生が著者の一人として加わっている、「化学入門問題精講」だ。共著で同じく予備校人気講師の橋爪先生もいるということで実績はばっちりの問題集だといえる。
「物理」でも紹介した、入門問題精講だが「化学」においても同じく紹介させてもらった。理由としてはやはり、問題数の多さと、化学の基礎的問題と、大学受験における基本問題をしっかりと充実した解説とともに学んでいくことができる点だ。
知識というのはインプットするばかりでは確かなものとならず、すぐにそのインプットした知識を演習などでアウトプットするターンを設けなければ自分のものとすることはできないのである。
上記した参考書を一周したりして大方の内容について網羅的に確認したら、すぐにでもこちらの問題集に着手しよう。参考書を1回読んだだけで、、と思う人も多いかもしれないが、最初はできなくていいのだ。そのできなかったり忘れたりしている部分を再度確認しなおしていく、この作業が最も大事な勉強の過程なのである。
この問題集で中堅大学レベルの問題までは解答することができるようになるから、MARCHや難関私大志望者はこれを1冊目の問題集として次に紹介するような問題集に取り組んでいこう。
『実戦化学重要問題集』編・数研出版編集部 出版・数研出版 定価・1012円
⇒さて問題集として次におすすめするのは、化学版の「重要問題集」だ。
こちらの問題集は、まさにオールマイティーの問題集で、段階ごとに問題が2つに分けられており、それぞれを順番に演習していくことで、国公立上位や難関私大まで合格圏内に収めることができるようになる問題集だ。過去の受験生からも圧倒的な支持を得ており、いわゆる「重問」をやれば化学は怖くなくなるとまで言わしめているくらいである。
実際その言葉通り、掲載されている問題数も多く、全国の大学入試問題で出題された問題から厳選された問題が掲載されていて、野菜しいレベルであるA問題のみを解くだけで、MARCH志望の受験生であれば十分に合格点を獲得することができるようになると思う。B問題にまで手を伸ばし、安定して解答できるようになれば、MARCHで怖い問題はなくなるといえる。
しかしながらやはりレベルが高い問題集であることは間違いなく、基本的な考え方や解き方などは解答解説において省略されていることが多いから、まだ化学に自信がそこまで持てていなかったり問題にあまり触れたことがないという人にはお勧めできない。1つ前に紹介した「化学入門問題精講」などで一定の演習力を身に着けてから手を付けよう。
さて、これにて化学のおすすめ参考書と問題集の紹介を終わりたいと思う。これより先のレベルの問題集に取り組みたい場合には、『入門問題精講」の姉妹編である『基礎問題精講』にぜひとも取り組んでみてほしい。こちらも非常に良問がそろっており、演習力をアップさせたい人にはもってこいだ。
また、このくらいの時期になってくるとぜひとも自分が志望している大学のもしくは同等の大学の過去問にもしっかりと取り組み始めよう。自分の弱点を見つけ、そこをつぶしていってほしいと思う。
皆さんの参考になったなら幸いだ。ぜひとも勉強頑張ってほしい。
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