MARCH合格のための教科別夏休みの過ごし方(高1,2生&高3生)〜化学編〜
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます!
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ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- MARCHを志望しているけど化学を何からやれば良いか分からない。
- 夏休みにどこまで終わらせればいいの?
- 高1・高2でまだ時間はあるけど今のうちから何をやっておいたほうがいいの?
学年別に夏休みの化学の勉強の仕方をご紹介していきます!
MARCHのその他の科目の夏休みの過ごし方が気になる方はこちらをチェック!
高校1,2年生の夏休みの過ごし方〜化学編〜
まず、1、2年生の皆さんで、化学の全分野をすでに学び終えているという人はほとんどいないと言っていいだろう。特に、1年生の人に当たっては、まだ化学には触れたことがないという人もたくさんいると思う。
加えて、理系分野の化学や物理などは、独学での学習というのをそこまでお勧めすることができない科目だ。化学は、どの分野のどの問題を解くときでも、思考と実践のプロセスがなかなかに多いという特徴があるため、どうしても独学で学ぼうとすると、時間がかかる上に間違った定着の仕方をしかねない。
そこで、無理に未履修である場合には、1、2年生の段階で化学の勉強を夏休みに進める必要はそこまでない。もしくは、既習済みの範囲がある人は、該当範囲を教科書や資料集などを使って復習しておくだけでも十分だといえる。
しかしながら、高校3年生に進級した段階で、4単位化学の内容をほとんど知らないで勉強を始めるというのは怖いという人もいるだろう。確かに、ただでさえ対策をしていかないといけない科目が多いのが受験だ。MARCHを志望するとなれば、英語の比重が大きくなるため、そちらの勉強も集中して行う必要がある。
そこで、1、2年生の段階で4単位化学の概略と大まかな内容を勉強とする場合、『宇宙一わかりやすい高校化学シリーズ』などの参考書がおすすめとなる。細かい内容までまだ覚える必要はないため、あくまで基礎を網羅的に確認していくことができる参考書を使ってみよう。
もしくは、1、2年生の段階で問題演習まで取り組んでみたいという人もいると思う。そのような場合には、『入試問題精講』シリーズを使うのがいいだろう。特に、入門編では難易度は高くないものの、実践を意識した問題に取り組むことができ、基礎的内容の確認と習得をしていくことができる。
高校3年生の夏休みの過ごし方〜化学編〜
高校3年生のMARCH志望の人にとって、この夏休みはやはり、どの科目でも間違いなく重要なタイミングだ。学力を伸ばす絶好の機会だからである。
まず確実に完了しなくてはいけないのは、基礎知識の最終確認である。これは夏休みのなるべく早い段階で終わらせておいてほしい。というのも、夏休みが終わって、9月に入って新学期が始まると、本番に近い実践問題を解いていき、実践力を身につけていく必要がある。
そのため、この夏休みまでに基礎知識で確認ができていないものがあれば、まずはそれを確実に潰して、確認しきってしまおう。そうすることで、受験生としてのスタートラインに立ったと言える。この基礎知識の確認は、なるべく夏休みの前半までに終わらせてしまうと、夏休み後半をより有意義なものとすることができる。
なるべく早く基礎知識を身に着けてしまう、という意思をもって勉強してしまおう。
それでは、基礎知識を身に付けた後にどのような勉強に取り組んでいけばいいのか。MARCHを志望する高3生に夏休みにぜひとも行っておいてほしい勉強をこれから説明していこうと思う。
夏休みのオススメの勉強法〜化学編〜
①まずは、苦手分野の全容を把握して、得意分野にしよう
⇒化学は問題の出題傾向に偏りがそこまで出ない科目だ、というのも、理論・無機・有機の3分野からなるわけだが、それぞれが独立した分野という風に言い切ることはできず、すべてが連関性をもって出題されたり、ベースとなったりしているからだ。
そのため、全分野に関して苦手を潰していく必要が特に高いのだ。MARCHレベルを志望するのであれば、苦手なところが一つでもあるとどうしても化学で得点を稼ぐことができなくなってしまう。そのため、全分野で苦手なところを潰し、最低でも夏休みの間に、人並み程度にはできるようになっておこう。
まずはそのための過程として、全分野の項目ごとにしらみつぶしにして演習を行っていく。なるべく具体性をもって項目ごとに自分の中で苦手なものを見つけていって、判明した項目を苦手→得意にするために、関連した分野も合わせて勉強していこう。
演習の題材として難しい問題を解く必要はまったくない。おすすめなのが、学校で行った定期試験や模試などの問題だ。基礎から簡単な応用の範囲にとどまった問題設定であるから、苦手項目を発見するにはぴったりだ。もしくは、問題集として『化学 基礎問題精講』もおすすめだ。手に取って内容を確認してみよう。
➁問題演習に当たってより丁寧な演習を心掛けること
⇒少し抽象的な表題になってしまったが、この心がけは非常に重要になってくる。①でも言及した通り、化学は理論・無機・有機でそれぞれが関連していることが多い。特に理論は無機、有機どちらとも関連事項があるため、一つの分野に絞った演習よりも、より全体を意識しながら勉強すると、効率よく全範囲のレベルを上げていくことができる。
そこで、演習するときには、その問題の確認で終わるのではなく、分野内もしくは分野をまたがって関連する項目を一つ一つチェックしていく丁寧な勉強を行おう。その問題の範囲の確認だけで終わってしまうことは、非常にもったいなく、確実に自分でもう一度その問題を解きなおし、背景までも理解し説明できるレベルにもっていこう。
夏休みの段階での演習で、数をこなす理由はない。数ではなく、全範囲の問題を適宜ピックアップして、一つ一つを丁寧に行っていく方が重要となる。量より質を意識して夏休みは化学の勉強に取り組んでほしい。
③論理的思考や情報処理力が試される、新傾向問題の対策を行うこと
⇒MARCH志望の受験生がどうしても疎かにしがちなもの、それは共通テストの新傾向問題対策だ。もちろん、MARCH志望の人は受ける必要があるわけではないのが共通テストだが、大方の受験生がやはり受けておきたいとなるのが、例年のお決まりなのだ。
という裏事情もあるし、各大学とも、共通テストで導入された新傾向問題を意識した、少し従来とは違う、論理思考や、たくさんの情報を処理していくような問題を出題するようになった。受験生としては何とも迷惑な話ではあるのだが、新傾向問題は配点が高くなりがちで、合否を左右する要素になってくるため、対策が必須だ。
化学の新傾向問題でよくありがちなのが、「蒸気圧と化学平衡を複雑に組み合わせた問題」や「未知の物質を科学式だけで与えられ、それに関連した問題」などがみられる。これらは、パッとみると難しく、頭が混乱してしまうことが多い。
しかし、これらの問題はうわべは難しそうに見えても、その本質は化学の基礎をしっかりと理解できていれば解けるものであるため、如何に何が問われ、何を用いればいいのかという本質を早く見極め、与えられた情報を取捨選択していくかという総合力が重要となるのだ。
そこでぜひとも受験生の人たちには、新傾向問題がたくさん収録された、最新の問題集を用いて、上記した総合力を養っていってほしい。問題文をしっかりと吟味し、出題者が何を問うているのかを読み解く訓練を行おう。何度も言うが、問題の中身自体はシンプルなことが大半なのだ。
この演習においても、一つ一つの問題を丁寧に解く意識が必要となる。最初は時間がかかってもいい、繰り返していけば徐々に処理速度も上がっていくから、焦らずに取り組んでいこう。
以上の①~③が、受験生に夏休みに取り組んでほしい勉強法だった。ぜひとも上記の内容を実践して、化学の実力の底上げをしていってほしい。有意義な夏休みにしよう!
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