MARCH合格のための教科別夏休みの過ごし方(高1,2生&高3生)〜日本史編〜
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます!
当塾はMARCH、大学受験、私立大学に関する情報を配信しております。
ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- MARCHを志望しているけど日本史が覚えられない。
- 夏休みに何をやれば良いか分からない!
- どこまで日本史を終わらせておかなきゃいけないの?
- 高1・高2でまだ時間はあるけど今のうちからやっておいたほうがいいの?
学年別に夏休みの日本史の勉強の仕方をご紹介していきます!
高校1・2年生の夏休みの過ごし方〜日本史編〜
日本史も世界史と同じように、高校ごとに進行度合いが異なってくる科目のひとつだ。どうしても高1、2年生の段階で、大学受験の問題において問われることとなる「日本史B」つまりは、日本史の歴史すべての範囲を勉強し終えているということはごくまれだと思う。
しかしながら、ここで気づいてほしいことがある。それは、「日本史」という科目の全範囲をすでに大まかながら、小学校と中学校において勉強し終えているということだ。高校から勉強が始まる「世界史」とは違って、既に高1、2年生の皆さんは、日本史の大方の内容を知ることができている。
「日本史B」だからといっても、今までの学生生活で学んできた日本史の内容が出題されなくなるなんてことはない。言ってしまえば、基本問題として中学までに習った内容も出題されることは十分にあるのである。「日本史B」は、今までの内容をさらに詳しく補完し、情報量を増やしただけのものだ。
なので、高校1、2年生の皆さんにはぜひとも夏休みという貴重な余裕のある時間を使って、恐れずに日本史Bの基本的な内容の勉強をしてしまってほしい。MARCHを志望している1、2年生の人は、社会課目として一科目を受験で用いることになるため、1、2年生の内にどの科目をやるのかを決めておくのが良い。そのためにも、ぜひ夏休みを使って、日本史Bの勉強をしてみて、自分の武器にできるか確かめてみよう!
高校3年生の夏休みの過ごし方〜日本史編〜
MARCHを志望している高校3年生の人で、日本史を選択している人は、この夏休みが勝負どころであるということをぜひ理解しておいてほしい。
この夏休みという一か月ほどの時間は、日本史の基礎固めをする最後のタイミングだからだ。「日本史B」は、今までの日本史学習の集大成ともいえる科目であるため、内容も細かく、覚えなければいけない人名や年号、地名、出来事などがたくさんある。
MARCHレベルの大学ともなると、受験問題で細かな知識を問うてくることも多い。しかし、受験レベルの細かな知識は問題演習や過去問演習の積み重ねで徐々に暗記することができてくるものだ。夏休み以降で十分にそれらは間に合わせることができる。しかし、基本的内容となると話は変わってくるのだ。なので、この夏休みで基本的な流れや用語などは完璧に覚えておくことが必然となってくる。
まだ、通史が怪しい人や、勉強することができていない分野がある高3生の人は、今すぐにでも通史の基本的内容を確認し、勉強しておこう!
それではここから、夏休みにおける高3生が行った方がよいおすすめの勉強法を紹介しようと思う。
夏休みのオススメ日本史勉強法
①文化史をしっかりと確認し、基本用語を8割以上暗記すること
⇒どうしても勉強が疎かになりがちなのが、”文化史”だと思う。学校の授業であっても、例えば予備校の授業であっても文化史というのは軽視されがちで、あっさりとした内容の解説で終わってしまうことが多いから、それにつられて受験生は文化史への対策を怠る傾向にある。
確かに、受験においてメインで問われるのは通史の内容だ。それは確かに間違いないことではあるのだが、文学部を志望する人や、芸術系の学部を志望している人であれば、問題の傾向として文化史が多く問われたりすることもある。加えて、日本史のように満点を狙い得点源にすることができる科目であれば、文化史でせっかくの点数を落としてしまうということは非常にもったいない。
そのため、この夏休みを使って高3生にはぜひ”文化史”の勉強を行ってほしい。上記した通り目安としては、基本的な内容と用語の8割以上の暗記を目指して勉強しよう。基本的内容とは、『山川の日本史B用語集』における、頻出度5~8くらいの内容だ。ここは、夏休みの間に覚えきれればなおのこと良い。
ひとつひとつの文化毎に要素をまとめていき、確実に取りこぼしの無いように勉強を進めていこう。また、文化史というのは通史の内容の反映を受けて特色が現れてくることも多いため、文化史を勉強することが、通史の内容を振り返ることにも繋がることからも、夏休みに文化史をまとめておくことは非常に重要になってくる。
また一つ別の視点からではあるが、難関大学では「仏教史」であったり「建築史」など様々な形でテーマ史として出題される場合もある。このようなテーマ史は、各時代ごとの文化をぶつ切りにして暗記するのではなく、各々の文化の変遷の一連の流れを意識した勉強をしてみよう。
➁近現代史の内容の総復習をして、理解を深めること
⇒近現代史は受験問題で頻出だ。MARCHにおいてもそれは同じで、年度によっては、例えば大問4つ構成だった時に、大問2つ分が近現代史からの出題ということも十分にある話なのだ。
なぜここまで近現代史が問題として問われるかというと様々な理由が考えられるが、大きな理由としては
「暗記しきるのが難しいから」
この一言に尽きると思う。高校の授業としては、夏休み以降に近現代史は学ぶことになるため、当然学校の授業を待つというのは避けるべきことであるが、そもそも覚える必要のある知識量がとても多いのが近現代史だ。近現代以前は、日本国内のみの歴史を学んでいくが、近現代に入ると世界とのつながりも増え、政治体制も複雑化し、思想や文化面でも様々な多様性が出てくる。そのため、たった400年ほどの歴史であっても、勉強の重さは、それまでの1600年とほぼ等しいものと言える。
近現代史は何度も言う通り情報量が多いものとなっているため、勉強の方法にも工夫が必要となってくる。そこでお勧めとなってくるのは、全体を一気に覚えようとするのではなく、テーマごとに分けてそれぞれを集中して勉強することだ。
例えば、政治史なら政治史のみに絞り、外交関係なら外交関係に絞る、というように大まかなテーマに分けることで、それぞれのウェイトが少なくなり、暗記をしなくてはという焦りも減る。受験問題でも”文化史”と同じように、テーマで設問が作られることは多い。なので非常に効率的な学習になるである。しっかりとそれぞれのテーマごとに流れをつかもう!
③問題演習を行って、自分の記憶を確かめ、完成度を高めること
⇒日本史のような暗記科目は、暗記に集中して問題演習の意識が薄まってしまうことが多い。しかし、どの科目でも共通して言えることではあるが、
演習なくして真の記憶の定着というのはあり得ない。
教科書や参考書などを読み、歴史の内容をまとめたとして果たしてどれくらいの内容を暗記することができているだろうか?おそらくほとんどの内容は暗記することができていないのだ。プロセスを行っていく過程で記憶は徐々に失われていき、残る記憶はわずかなものとなってしまうのだ。
そこで非常に重要になるのが「問題演習」なのだ。自分が読み聞いた知識を、実際に問題という別の視点から再構築することで、自分の知識として定着する。
特に解けなかった問題は、ただ答えを見て確認するだけではなく、人手間かかるものの、教科書や参考書などの該当箇所を読み返すのがおすすめだ。その知識だけでなく周辺の事実関係も復習することができ、記憶の引き出しを増やすことに繋がるからだ。
問題演習の際には山川出版の『日本史B一問一答』や『日本史標準問題集』などを使うといいだろう。これらの参考書の使い方に関しては、本サイトの別記事で説明しているためぜひそちらもチェックしてみてほしい。
以上の①~③までが、ぜひ夏休みに高3生や受験生に行ってほしい勉強だ。紹介した内容が受験勉強の助けに少しでもなることを祈る。
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