【必見】MARCH合格に向けた『政治経済』おすすめ参考書・問題集5選
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます！
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ご参考になれば幸いでございます！
この記事はこんな方にオススメ！
- 医学部や国公立・私立大学の理系学部を目指している
- 文系で数学選択にしたけどもう少し分かりやすい参考書ないかな？
- 文系で数学選択にしたけど日本史・世界史の方がいいのかな？
さて、それでは今回の記事では、MARCHや難関私大の志望者で受験科目において『政治・経済』を選択している人におすすめしたい、参考書と問題集を紹介していこうと思う！
文系の地歴公民における選択科目として一般的なものは、やはり『世界史Ｂ』もしくは『日本史Ｂ』の二つだといえる。大方の受験生がこの2教科のうちのどちらかを選択して受験に臨むと思う。
しかしながら、ここであえてMARCHや難関私大を志望している人に検討してみてほしいのが『政治・経済』だ。理由としてはまず、世界史や日本史と比較した時に覚える必要のある暗記項目が圧倒的に少ないことだ。
政経はやはり実生活を密接に関連している事柄が多いうえに、中学などで勉強した知識や日常のニュースなどで得た情報がそのまま受験に使えるから、対策も比較的しやすいのである。新聞などを読む習慣がある人などは圧倒的に強いといえる。
あまり政経が選択できるかどうか確認したことはないかと思うが、MARCHの中では、立教大学のみ唯一政経をどの学部でも利用することができないのだが、立教大学以外の4大学においては大方どの学部でも選択科目として『政治・経済』を選択することができるため案外選択肢も多い。
もちろん科目としての向き不向きが存在することは否めないが、コツさえつかめばどこでも通用する選択科目であるからぜひ今回の記事の参考書などを確認してさわりだけでも勉強してみてほしい。ではさっそく、おすすめの『政治・経済』参考書と問題集を紹介していく！
MARCHや難関私大合格に向けた『政治・経済』おすすめ参考書・問題集5選
インプット用の読み物系参考書とアウトプット用の問題集をそれぞれご紹介していきます。
インプットしたテーマを問題集でアウトプットしてみてください。
参考書編
『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義』著・畠山創 出版・Z会 定価・1815円
⇒まず最初に政経の参考書としておすすめするのは、『畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義』だ。
こちらの参考書の特徴として挙げられるのはまずなによりも圧倒的な情報量にあるといえる。実際に人気講師である畠山先生が講義で述べている内容をそのまま書籍のスタイルでまとめたような本書は、政経の参考書としては量の多い512ページと大ボリュームとなっている。
そのボリュームでありながら本書の構成として、左ページに実際の授業の黒板に書かれる板書のように重要ポイントが、そして右ページにその解説という構成となっており、実際の講義の臨場感を味わいつつ、政経の重要ポイントを理解していくことができるようなものだ。
改訂も直近で行われており、2年前から開始した「大学入学共通テスト」にも対応できるように、共通テストで頻出するグラフなどの図式問題に向けたグラフの読み取りや、思考力を養成できるような記述も書かれている。
しかしながらこちらの参考書はボリューム感があることからすべてを網羅的に記憶するということはどうしても難しいことから、導入教材として重要なポイントである赤字の情報をまずは覚えていき、実際に演習してみて知識の定着を図っていくことが最適な使い方だといえる。
後述するが、こちらの参考書に完全対応した別売りの問題集もあるため、そちらと合わせて使用することもおすすめだ。
『改訂第4版 蔭山克秀の政治・経済が面白いほどわかる本』著・蔭山克秀 出版・KADOKAWA 定価・1760円
⇒続いておすすめするのは、こちらもロングセラーで多くの受験生から支持をされてきた『蔭山克秀の政治・経済が面白いほどわかる本』だ。『面白いほどわかる本』はどのような科目でも出版されているKADOKAWAの人気シリーズであるから、目や耳にしたことがある人も多いのではないだろうか。
こちらの参考書は読みやすさに定評があり、政治経済で覚えるべき用語や知識をすべて掲載しているというような売り文句も特徴的である。実際のところ、記述内容は丁寧ながらも簡潔にまとめられており、重要な用語は赤字で書かれていたり、実際の講義ノートのように波線が下線されていたりと、どこを覚えればいいのかも明確化されており使いやすさを感じられる。
別冊で知識を暗記しやすくポイントのみを抽出したノートパートも付属しており、こちらの情報を確実に頭に残していけば、MARCHや難関私大に合格できるレベルの知識が確実に身につくと思う。
また、改訂がすでに4回目に至っており、最新の改訂が2022年と今年度に行われていることからも、時事問題への対策も万全に行うことができるといえる。
政経は教科として時事問題が問われることが多く、どうしてもニュースなどを見て最新の時事を頭に入れておくことが不可欠になってくるのだが、受験生の時間は限られておりニュースや新聞を確認しようとしても時間がなかなかないと思うから、この参考書において細かな最新時事まで抑えておこう。
受験本番まで使い続けられる参考書であるが、基本的知識がまだ身についていない人などは使いにくさを感じてしまうかもしれないから、まずは上記した『畠山のスパッとわかる』などを使用して基礎をつけて、こちらの参考書で合格レベルの知識を身に着けていくことがおすすめだ。
問題集編
続いて問題集編となるが、これらの問題集は上記した参考書と併用することでその真価が発揮されるものだ。どのような教科でも同様のことがいえるが、知識を参考書でインプットし、インプットした知識を問題集でアウトプットするという流れを繰り返すことで本当の実力が付くといえるから、確認と演習の流れをしっかりと意識しておこう。
『マーク式基礎問題集政治・経済』著・栂明宏、吉見 直倫 出版・河合出版 定価・1100円
⇒まず問題集の1冊目として紹介するのは、『マーク式基礎問題集政治・経済』だ。
河合塾が出しているマーク式問題集の政経版で、難易度としては比較的優しめとなっており、1冊目として政経の基礎知識を身に着けるための問題集としておすすめとなる。
過去に行われたセンター試験の問題から厳選した問題を集めているという形で、手堅い問題で、共通テストレベルの知識までを確実に身に着けることができると思う。
しかしながら、このシリーズの特徴として解説が簡潔なものに留まっており、またレイアウトなども非常にシンプルかつ問題数もそこまで多いわけではないから、これだけで受験に挑むというには少し物足りないといえる。やはり政経の問題演習をまだしたことがなく、知識の定着もまだという人が入門として使う問題集としての使い方がおすすめだ。
『畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集』著・畠山創 出版・Z会 定価・1485円
⇒上述した畠山先生の参考書の姉妹編であるのがこちらの『畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集』だ。
やはり本書の特徴としては参考書と完全準拠したものとなっていることからくる使い勝手の良さにあると思う。問題演習の際に重要となるのはやはり、問題演習をしたのちに欠けていることが判明した知識をすぐに参考書で確認するという過程となる。しかし、大方の問題集は参考書と準拠しておらず、確認の際に同じ内容を探すのに苦労してしまいテンポが悪くなってしまうことがよくある。
そんなよくある悩みに悩まされることなくスムーズに演習を進めていくことができる点においておすすめできるのがこちらの問題集であるといえる。
またこちらの問題集は、過去の入試問題を研究し実際に試験で出題される内容を確実に抑えていくことができ、問題の形式も例えば「一問一答形式」であったり「空欄補充」、「正誤問題」などバリエーションに富んだ問われ方で掲載されていて十分な演習力を身に着けることができるものとなっている。
『私大攻略の政治・経済－要点整理と問題演習』著・金城透、昼神洋史 出版・河合出版 定価・1540円
⇒問題集として最後におすすめするのは、『私大攻略の政治・経済－要点整理と問題演習』だ。
こちらの問題集は、全国の予備校の政治・経済を教えている講師の中でも抜群の貫禄と実績を誇る金城透先生が記述したものであり、「私大攻略」を銘打たれている通り、私大において政経を利用する受験生が避けて通ることのできない問題集となっている。
この問題集の特徴として、要点整理パートにおいて受験政経の知識を簡潔に抑えつつ、実際に私大において問われる問題を確実にそして十分に演習していくことができるのである。
解説も非常に詳しく書かれており、こちらの問題集を確実に1周しておくだけでも過去問などの演習が格段にしやすくなると思う。非常に難しい問題も掲載されているためなかなか1周目ですらすらと解いていくことは難しいかもしれないが、解説を確認しひとつひとつを理解しながら進めていくことが重要だ。
少なくとも2周は解いたうえで、受験を検討している大学の過去問を解き始めてみることをおすすめする。こちらの問題集を適切に使えば、入試において合格点や満点近くの点数を獲得できるようになるだろう。
以上でMARCH・難関私大合格に向けた政治・経済おすすめ参考書・問題集の紹介を終わろうと思う。ぜひ受験生の皆さんには参考にしてもらい、志望校合格に向け努力してほしいところである。
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