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MARCHアメフト部強さランキング

それでは今回の記事では、MARCH各部活の強さランキングシリーズの第9弾として、MARCHアメリカンフットボール(通称：アメフト)部の強さランキングを紹介していこうと思う。

アメリカンフットボールは、ラグビーと似ているスポーツだと考えている人が多いだろうが、実は野球のように攻守のターンがしっかりと設定されているスポーツで、一つ一つのフェーズに重みがあるスポーツなのである。激しいぶつかり合いの中に、細かな戦術を見出すことに楽しさがある。

日本でのアメフトの人気というのはまだまだ発展途上だが、『アイシールド21』などの人気漫画が存在するなど根強いファンが多く、国際大会などの活躍が増えれば注目度が大きく上がってくるであろう発展の余地があるスポーツだといえるのではないか。

そんなアメフトだが、MARCHの各大学ではどのように取り組まれているのか、各部活の特徴や大会記録などを総合的に紹介していければと考えている。

ただしあくまでも、本記事執筆者が直近の大会成績や経歴などから勘案して独断でつけているランキングであることには注意しておいてほしい。

それでは、ランキングの紹介を始めていこう！

第1位　法政大学

参考：法政オレンジオフィシャルサイト

それでは本MARCHアメフト部強さランキングにて第1位とさせていただいたのは、法政大学アメフト部、愛称「ORANGE」だ。

MARCHのアメフト部の中では圧倒的な強さを誇っているのがこの法政大学「ORANGE」で、現在関東学生リーグ1部のTOP8に属しているチームだ。

一点補足しておくと、アメリカンフットボールの関東学生リーグは2016年から1部リーグを、1部上位陣で形成された「TOP8」と1部下位陣で形成された「BIG8」の二つに分けている。理由としてはチーム数の増加や、順位決定戦における試合の効率化などが挙げられる。そのため、「TOP8」が実質的には他スポーツにおける1部と理解して差し支えない。

さて、法政大学はそのTOP8の中でも常に上位陣に食い込んでおり、直近の関東学生リーグの順位を見ていくと、、、

2016年　3位
2017年　3位
2018年　3位
2019年　2位
2020年　2位
2021年　優勝

というような結果となっている。直近の5年間は確実にベスト3以上をキープしており、昨年は関東リーグに優勝し、東日本代表決定戦にも勝利して、「甲子園ボウル」という東西の大学ナンバー1を決める試合にまで勝ち進んでいる。残念ながら絶対王者の関西学院大学に勝利はできなかったが、まさに大活躍の年だったのが昨年2021年度だった。

今まで通算で関東リーグ戦を19回制覇しており、甲子園ボウルでも通算で5回勝利を収めており実績も経験も優秀なチームだ。1935年創設と、日本にアメリカンフットボールが渡来してきた時代から実績を積み上げてきたという点も大きく、まさに日本アメフト界を牽引してきた存在であるともいえるのだ。

川崎総合グラウンドにて日夜練習に励んでいる。部活への入部方法に関しては毎年3月に説明会が開かれており、在校生や入学予定者向けに部活の雰囲気を知る場所が用意されている。どうしても、付属校である法政大学第二高等学校や強豪高校からの進学者というのが多くはなってくるが、努力次第ではいくらでも大学からスタートという人でも食らいついていけるだろう。

第2位　中央大学

参考：中央大学アメリカンフットボール部Raccoons

さて、本ランキングにて第2位とさせてもらったのは、中央大学アメフト部、愛称「RCCOONS」だ。

中央大学「RCCOONS」は、関東学生リーグ1部TOP8に属しているチームだ。直近の関東学生リーグの結果を見ていくと、、、

2016年　5位
2017年　4位
2018年　6位
2019年　3位
2020年　5位
2021年　2位

というような結果となっている。TOP8内での順位はそこまで安定しているわけではないが、TOP8は確実にキープしており最近では順位を上げていき昨年は2位にまで昇りつめてきている。優勝が見えてきているチームであるということができるだろう。

1967年に創部された部活で、創部したのが他強豪大学と比較して遅めだったこともあり、1部への昇格、そして1部でのプレーオフ進出を果たしていくという、まさに着実に一歩ずつ頂点への道のりを歩んできたのが中央大学「RCCOONS」というチームなのだといえる。

「永続的に発展し続けるクラブ」を目指し、チームにかかわったすべての人を含めたコミュニティが成長していき、そして愛されていくようなクラブとなることを目標として掲げている。毎年変わるチームスローガンとして今年は、「WIN THE DAY」としている。

創部員数は約70人ほどで、平均的な部員数であるといえるだろう。入部に関しても、毎年大々的に新入部員を募集しており、高校までのスポーツ経験なども不問だ。もちろん選手としてだけではなく、マネージャーや学生スタッフなど活躍の場所は様々であるから、ぜひとも入部を考えてみてはどうだろうか。個人的感想だが、部活のHPの作られ方が丁寧な点も好印象だ。

第3位　明治大学

参考：明治大学グリフィンズ

本MARCHアメフト部ランキングにおいて第3位とさせていただいたチームは、明治大学アメフト部、愛称「GRIFFINS」だ。

明治大学「GRIFFINS」も、今までの2校同様、関東学生リーグ1部TOP8に所属しているチームで、TOP8に安定して所属し続けている強豪校だ。

直近の関東学生リーグでの順位を見ていくと、、、

2016年　7位
2017年　7位
2018年　2位
2019年　4位
2020年　3位
2021年　3位

というような結果となっている。直近の結果だけみると、2016、17年に少し低迷した感があったもののすぐに持ち直し、4位以内をキープし続けている。リーグ体制が大きく変わったこともあってその影響はあっただろうが、持ち直したのはさすが古豪の明治大学であるからこそといえるだろう。

明治大学「GRIFFINS」は、創部が1934年と立教大学とともに日本のアメフト界のルーツとなった2校のうちの一つで、黎明期を支えた大学の一つだ。現在までの通算で、戦前の記録も含めると関東学生リーグで7回、戦後の新リーグ体制下では2回の優勝を遂げている。「甲子園ボウル」にもこれまで5回出場している。

昨今はリーグ優勝からは離れてしまっているものの、過去の経歴を踏まえるとそのポテンシャルは十分すぎるほどで、今後の躍進と古豪の復活に目が離せないチームだといえる。伝統に裏打ちされたマルチブルな攻撃が特徴で、多彩なオプションを活用した魅力的な得点に見どころがある。

第4位　立教大学

参考：立教大学アメリカンフットボール部Rushers

第4位とさせてもらったのは、立教大学アメフト部、愛称「Rushers」だ。

上述したように、立教大学「Rushers」は明治大学とともに1934年に創部され日本アメフト界の黎明期を築き支えたチームの一つだ。現在は、関東学生リーグ1部TOP8に属している。

直近の関東学生リーグの順位は、、、

2016年　6位
2017年　5位
2018年　4位
2019年　5位
2020年　4位
2021年　4位

というような結果となっている。惜しくもベスト3をとることができていないが、安定して6位から4位のTOP8の中位に位置することができている印象だ。現在まで通算で、「甲子園ボウル」に6回出場しているまさしく古豪だといえる。

「Do your best, and it must be firs class」という創部当初からの理念に基づき、人にまねされるような1流を目指すことを目標にしてベスト3への進出と、さらにその先のステージに行くために練習に励んでいる。

第5位　青山学院大学

参考：青山学院大学アメリカンフットボール部

本ランキングにて、残念ながら第5位とさせてもらったのは、青山学院大学アメフト部、愛称「LIGHTNING」だ。

現在、関東学生リーグ1部BIG8に属している。BIG8は上述したように、1部リーグの中の下位陣が属しているリーグであり、その中で青山学院大学は中位をキープしているためこの順位とさせてもらった。

「愛し愛され愛を与えるチーム」をMISSIONに据え、TOP8への昇格を目指して日々活動している。今後TOP8に昇格していけるかがカギとなってくるのは間違いない。2019年にBIG8に昇格したばかりのまだまだこれからのチームであり、そのままの勢いで更なる上位を目指していってほしい。

まとめ

さて、いかがだったろうか？

大学から始めるという人が多いアメフト。ぜひとも強豪校だからと臆することなく、人生で最高の瞬間を得るためにMARCHのアメフト部にチャレンジしてみよう！

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