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法政大学一般選抜入試T日程(統一日程)方式詳細まとめ

それでは今回の記事から、MARCH各大学入試方式詳細まとめの第5弾として、2023年度法政大学の入試方式の詳細まとめシリーズを開始していく。

第1回目に取り上げる入試方式は、法政大学「一般選抜入試T日程(統一日程)方式」だ。法政大学では一般選抜入試内でいくつかの方式が設定されているため、それぞれの方式ごとに分けて説明していく予定だ。

このように各大学が様々な方式を設定している大学受験において、それらすべての情報を正確に受験生が一人で集めきるのはなかなか難しいことだと思う。複数大学を併願することが当たり前となっている昨今の受験においてはなおさらだ。

そんな受験生諸君の助けに少しでもなればよいと考えて、本記事シリーズを執筆してきている。参考にしてもらえたら幸いだ。

ではさっそく、法政大学「一般選抜入試T日程(統一日程)」方式の詳細まとめを開始していく。

一般選抜入試T日程方式の概要やスケジュールなど

まずは、法政大学一般選抜入試Ｔ日程(統一日程)方式(以下：統一日程方式)がどのような内容の試験方式で、どのようなスケジュール感であったり定員の設定がなされているのかを説明しておこうと思う。

統一日程方式とは、全14学部の合否判定を同じ期日に行われる一つの試験の得点に基づいて行う形式の試験方式だ。問題自体はもちろん法政大学独自問題であるが、各学部ごとに問題が異なるということがなく、どの学部に関してもイーブンな内容で受験することが可能だ。

メリットとしては上記したように、一般的な入試方式とは異なり各学部が用意した独自問題を解答する必要がないため、各学部の傾向やそれに合わせた対策などを行う必要性がなく、効率の良い試験対策が行えるという点だろう。やはり学部において扱われる学問が入試の問題にも反映されるということはよくあることで、それを回避できるというのは大きなメリットといえる。

しかしながら、同一期日における一つの試験の結果に基づいて合否が決まってしまうため、一発勝負という面が強く、他の試験方式との併願を行う方が無難であるといえる。統一日程方式の過去問をしっかりと研究し、その感触でどれだけ重きを置くかは判断する必要がある。

次に、統一日程方式のスケジュールや定員などの情報を表にしてまとめておく。

参考：法政大学

このようになっている。入学手続き期間が一週間とシビアな期限設定であるため、判断を早くする必要がある。しかしながら、入学金などの分割納入による手続き期間の延長も可能であり、最後まで考え入学するか否かを決めよう。

各学部の統一日程方式における指定科目

次に、各学部が設定している統一日程方式の試験における解答指定科目を説明する。この指定された科目を解かないと希望している学部学科の判定が行われなくなるため、確認しておこう。

試験において解く必要のある科目数がどの学部においても少ないのが非常に魅力的な方式だとわかると思う。基本的に文系学部であれば、英語と国語を解答すれば合否判定が行われることから、受けるだけ受けてみるという受験もこの方式であればやってみる価値はあるといえる。

文学部の日本文学科のみ少々特殊な形式の設定がなされており、課題図書を読了したうえで統一日程方式の小論文試験に臨まなくてはならない。この点においては対策をしっかりと行う必要がある。

統一日程方式の倍率一覧表

それでは最後に、統一日程方式における倍率の一覧表を記載しておく。

倍率は指標として重要なもので、というのも実際にどれだけの合格率がそれぞれの学部学科であるのかを判断することができるうえ、人気の学科も知ることができる。自分が受験する学部学科を決定する際には参考にした方がよい数値といえる。

自分が受験しようと検討しているところはもちろんのこと、検討を行っていない学部学科に関しても目を通しておけば、戦略も立てやすくなるだろうから、広く確認をしておこう。

このような倍率となっている。MARCHの他大学の統一日程方式の倍率と比較すると、法政大学の統一日程方式の倍率は全体的に高いものであるといえる。10倍を超えてくる学科も存在するため、なかなか厳しい争いとなるだろう。

だが、社会学部や理系の学部の倍率はそこまで高いものではないことから、そのあたりの学部学科に出願しておけば安パイを作ることができるといえる。受験必須科目が少ないことがやはりこの倍率をたたき出している要因となっているのだろうが、その分幅広の実力を有した受験生が受験しているというだけで、結局のところの難易度は変わらないから、弛まずに努力するべきだ。

以上で、2023年度法政大学「一般選抜入試T日程(統一日程)方式」の詳細まとめを終了する。他の方式に関しても記事にするので、ぜひとも確認してほしい。

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