【最新版】中央大学英語外部試験利用方式情報まとめ-出願スケジュールや倍率も
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この記事はこんな方にオススメ！
- 中央大学でどこの学部を受ければいいの？
- 入試方式が多すぎてどれを受ければいいか分からない。
- 英検何点くらい、もしくは何級に合格すれば有利になるの？
英語外部試験利用方式情報まとめ
では、今回の記事では大学別の入試方式の詳細まとめの続編として、中央大学の4つ目の試験方式『英語外部試験利用方式』の情報を説明していこうと思う。
世の中には数多の大学が存在し、それぞれで多様な試験方式を設定している。その中で自分一人だけで正しい情報を集めていくのは難しいことだろう。そこでこの記事では、方式ごとに絞って詳細をまとめておくことで、受験生の受験を受ける際のミスを減らす手伝いができればと考えている。
『英語外部試験利用方式』は、名前の通り英検やTOEICなどの英語の語学試験を利用できるものであり、自分が高校時代に培った英語の力を大学受験でも活用できるのだ。せっかくとった資格も使える場は限られているから、このような機会に利用するのはお勧めだ。
では、さっそく以下から説明を始めていこうと思う。ただ、気を付けて読んでほしいのはあくまでも本記事は昨年度(2022年度)の情報をもとにまとめているから、最新年度(2023年度)の情報ではないため、そちらは更新を待たれたい。
英語外部試験利用方式の概要と詳細
まず簡単に英語外部試験利用方式の概要を説明しておこうと思う。
英語外部試験利用方式は、指定された英語資格、検定試験の級数やスコアを入試の際に用いることができる方式だ。級数やスコアで基準を満たすことができれば、学部ごとに課される「英語」の独自試験の受験を免除されるもしくは「英語」の得点に換算される形となる。
なので、受験科目としては、「国語」「社会」もしくは「数学」の2教科、学部によっては3教科の勉強のみに集中して取り組むことができるようになり、他の受験性よりも効率よい勉強を行うことができるのだ。
では以下に、出願の日程などをまとめた表を記載する。繰り返すが日程はあくまでも昨年度のものだから、目安を掴むための参考程度にとどめてほしい。
| 出願期間 | 前期選考：2022年1月5日(水)~2022年1月24日(月) (締切日消印有効) |
| 方式選択可能学部 | 経済学部、理工学部、文学部、総合政策学部、国際経営学部、国際情報学部の6学部 |
| 募集人員(学部別) | 経済学部 全学科計 20名
理工学部 全学科計 24名 文学部 全専攻計 若干名 総合政策学部 全学科計 10名 国際経営学部 全学科計 20名 国際情報学部 全学科計 5名 |
| 試験日 | 学部ごとに異なる(細かな日程は別表にて下記記載) |
| 合格発表日 | 学部ごとに異なる(細かな日程は別表にて下記記載) |
| 入学手続き期間 | 学部ごとに異なる(細かな日程は別表にて下記記載) |
| 出願に際して必要な書類 | ・出身もしくは在籍学校長が発行した調査書など受験資格証明書類 ⇒Web出願後に印刷可能となる「宛名ラベル」を封筒に貼り付けて送付・英語運用能力を証明する英語外部試験の証明書 ⇒証明書の原本のみ認められる。コピーは不可 |
| 受験料 | 全学部共通 35000円 |
参考：中央大学
次は、試験日や合格発表日などの日程を表にしておく。
| 試験日 | 合格発表日 | 入学手続き期間 | |
| 経済学部※ | Ⅰ：2月14日(月) Ⅱ：2月15日(火) |
2月25日(金) | 2月25日(金)~3月4日(金) |
| 理工学部 | 2月15日(火) | 2月26日(土) | 2月26日(土)~3月7日(月) |
| 文学部 | 2月10日(木) | 2月21日(月) | 2月21日(月)~3月1日(火) |
| 総合政策学部 | 2月16日(水) | 2月26日(土) | 2月26日(土)~3月7日(月) |
| 国際経営学部 | 2月10日(木) | 2月19日(土) | 2月19日(土)~3月1日(火) |
| 国際情報学部 | 2月11日(金) | 2月22日(火) | 2月22日(火)~3月2日(水) |
※経済学部Ⅰ：経済学科、経済情報システム学科、公共・環境経済学科
経済学部Ⅱ：経済学科、国際経済学科
使用できる英語外部試験と各学部ごとの基準点
さて、ここからは英語外部試験利用方式においてどの英語外部試験の結果が利用でき、かつそれぞれの学部が設定している基準点をまとめて表にする。
使用できる外部試験の種類としては
・TOEFL iBT
・実用英語技能検定
・GTEC(CBTタイプ/検定版Advancedタイプ)
・TOEIC L&RおよびS&W
・IELTS(アカデミック・モジュールに限る)
・ケンブリッジ英語検定/ケンブリッジ英語検定4技能CBT Linguaskill
・TEAP/TEAP CBT
の、7つを使用できる。このそれぞれにつき、利用できる学部、基準点を表にしてまとめようと思う。
| 英語外部試験名称 | 利用可能な学部 | 基準点 |
| TOEFL iBT | 理工学部 文学部 総合政策学部 国際経営学部 国際情報学部 |
理工学部 ⇒リーディング：18以上 ライティング：17以上 リスニング：【数学科、情報工学科】17以上 【上記2学科以外】9以上 スピーキング：【数学科、情報工学科】20以上 【上記2学科以外】16以上文学部 ⇒【英語文学文化専攻】57以上 【上記専攻以外】42以上総合政策学部：56以上国際経営学部：42以上国際情報学部：56以上 |
| 実用英語技能検定 | 経済学部
理工学部 文学部 総合政策学部 国際経営学部 国際情報学部 |
経済学部：CSE2.0スコア1728以上(2級以上)
理工学部 文学部：準1級以上 総合政策学部：CSE2.0スコア 2304以上 国際経営学部：CSE2.0スコア 1980以上 国際情報学部：CSE2.0スコア 2300以上かつ各技能500以上 |
| GTEC(CBTタイプ/検定版Advancedタイプ) | 経済学部
理工学部 文学部 総合政策学部(CBTに限る) 国際経営学部(CBTに限る) 国際情報学部 |
経済学部：690以上
理工学部 文学部：【英語文学文化専攻】1070以上 総合政策学部：1050以上 国際経営学部：960以上 国際情報学部：1050以上
|
| TOEIC L&RおよびS&W | 文学部
総合政策学部 国際経営学部 国際情報学部 |
文学部：【英語文学文化専攻】合計1410以上 【上記専攻以外】合計1150以上総合政策学部：【L＆Rのみ】550以上 【L＆R+S＆W】790以上国際経営学部：L＆R550以上かつS＆W240以上国際情報学部：合計850以上 |
| ケンブリッジ英語検定 | 理工学部
文学部 総合政策学部 国際経営学部 国際情報学部 |
理工学部 ⇒リーディング：160以上 ライティング：160以上 リスニング：【数学科、情報工学科】160以上 【上記2学科以外】140以上 スピーキング：【数学科、情報工学科】160以上 【上記2学科以外】140以上文学部：【英語文学文化専攻】B1 Preliminary以上 or CBT Linguaskill153以上 【上記専攻以外】A2 Key以上 or CBT Linguaskill140以上総合政策学部：150以上国際経営学部：A2 Key以上 or CBT Linguaskill140以上国際情報学部：B2 First,C1 Advanced,C2 Proficiencyのいずれかの合格 |
| TEAP/TEAP CBT | 経済学部
理工学部 文学部(CBTは除く) 総合政策学部(CBTは除く) 国際経営学部 国際情報学部(4技能パターン) |
経済学部：【4技能パターン】135以上 【CBT】235以上理工学部 ⇒4技能パターン リーディング：71以上 ライティング：82以上 リスニング：【数学科、情報工学科】68以上 【上記2学科以外】54以上 スピーキング：【数学科、情報工学科】88以上 【上記2学科以外】60以上 CBT リーディング：140以上 ライティング：170以上 リスニング：【数学科、情報工学科】145以上 【上記2学科以外】115以上 スピーキング：【数学科、情報工学科】165以上 【上記2学科以外】120以上文学部：【英語文学文化専攻】270以上 【上記専攻以外】225以上総合政策学部：260以上国際経営学部 4技能パターン：225以上 CBT：420以上国際情報学部(4技能パターンのみ)：300以上 |
| IELTS | 理工学部
文学部 総合政策学部 国際経営学部 国際情報学部 |
理工学部 ⇒リーディング：5.5以上 ライティング：5.5以上 リスニング：【数学科、情報工学科】5.5以上 【上記2学科以外】4.0以上 スピーキング：【数学科、情報工学科】5.5以上 【上記2学科以外】4.0以上文学部：【英語文学文化専攻】4.5以上 【上記専攻以外】4.0以上総合政策学部：4.5以上国際経営学部：4.0以上国際情報学部：4.5以上 |
各学部の「外部試験の換算方法等」については
・経済学部⇒350点満点のうち150点を英語外部試験のスコアの高低により決まる換算得点になる。
・理工学部⇒英語外部試験のスコアは、出願要件となる。他教科200点満点で合否を判断
・文学部⇒英語外部試験のスコアは、出願要件となる。他教科200点満点で合否を判断
・総合政策学部⇒250点満点のうち50点が外部試験のスコアにより換算される。ただし、学部独自の英語試験も解く必要あり。
・国際経営学部⇒300点満点のうち200点が外部試験スコアにより換算される。
・国際情報学部⇒英語外部試験のスコアは、出願要件となる。他教科1科目により合否を判断。
このようになっている。総合政策学部では、外部試験に加えて学部が出題する一般入試の英語問題も解く必要があるため、正直なところコスパはそこまでよくないと言えてしまうだろう。
基本的に英語外部試験入試は、募集人員がそもそも少ないことからどの学部においても倍率などは高くなっている。そのため、英語外部試験でなるべく高いスコアを出すこともだが、受けなくてはいけない他教科でも高得点をとる必要が出てくる。
外部試験のスコアを出すことだけに注力するのではなく、しっかりと他教科もバランスよく勉強することが肝要だ。
以上で、中央大学英語外部試験利用方式の情報まとめを終了する。参考になったなら幸いだ。
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