TEDを使ったMARCHリスニング対策!英検対策にも!
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます!
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ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- リスニングでどうやって勉強すればいいの?
- リスニング楽しく勉強する方法ない?
- TEDが良いって聞いたけどどう使うの?
それでは今回の記事では、学術やエンターテインメント、デザインなど様々な分野の第一線をひた走るエキスパートたちが、興味深いプレゼンテーションを視聴者に向けて行う内容でおなじみの、TEDを英語のリスニング対策としていかに使っていくかを解説していきたいと思う!
単純にTEDを見て聞くだけでは、ネイティブの話すスピードに加えたその内容の高度さからすぐに挫折してしまうというパターンにほとんどの人が陥ってしまうだろう。
しかしその使い方は
もったいない!
のである。というのもTEDは使い方次第でリスニング対策はもちろん、英語という科目を得意科目に変えていける可能性を秘めているのだ。
今回の記事ではその秘訣をお伝えしていければと考えている。
TEDとは
それではまず初めに、TEDを知らないという人に向けて簡単にTEDの概要を説明しておこうと思う。
百聞は一見に如かずということでまずは、TEDがどのようなものか掴んでもらうために公式サイトが公開している過去のTEDのプレゼンテーションのURLを掲載する。
いかがだったろうか?これがTEDにおけるプレゼンテーションの一例である。このプレゼンは伝統的なイギリス英語による発音のもので、比較的聞き取りやすいものだと言えるだろう。
このプレゼンは、今までのTEDのプレゼンとしてネット上に公開されているものとして最も多くのPV数を誇るものとなっており、現時点(2022/9/6)で約7370万PVとなっている。PV数2位のプレゼンをおよそ1000万PV上回っている数字で、2006年に公開されたものということを加味しても、すさまじいものである。
このように、TEDは様々な分野のプレゼンターが壇上に立ち、パワーポイントなどを使いつつ、自分の専門分野やそれに基づいたアイデアなどをスタンダップ形式で話すもので、受験勉強に役立つテーマであったり、人生に影響を及ぼすような非常に興味深いテーマのものまで幅広いものだ。
ぜひとも、受験勉強に取り組んでいないという人にも、興味のあるテーマなどは特に、軽く流し見程度でいいから見てほしい内容となっている。
TEDを使った効率の良い英語学習方法
それでは、ここから今回の記事の本題である、TEDをうまく活用した英語学習はどのような取り組み方をしていけばいいのかを、英語が比較的得意な人向け・英語が比較的苦手な人向けの2パートに分けて説明していきたい。
どちらのパートも有効的かつ効率的な勉強方法となるように心がけているため、自分の得意不得意は気にせずにすべて読んでもらっても大丈夫である。
英語が苦手な人向けTED活用法
まずは、英語がそこまで得意ではなかったり、人並みに追いつきたいなどと考えている人におすすめの勉強方法を説明していく。
①まずは、『TED カンファレンス』ではなく『TED Ed』の動画を使用しよう!
⇒『TED カンファレンス』は、上記で掲載したような、いわゆるTEDといえばこれだろうといえる、著名なプレゼンターが聴衆に向かってプレゼンをするものだ。当然、英語ネイティブのスピーカーがすらすらと流ちょうに喋り、加えてテーマによっては難解な単語が多く含まれていたりと、英語が苦手な人が聞いてもなんらわからず不安になってしまうと思う。
そこでお勧めとなるのが『TED Ed』という、TEDが運営しているカンファレンスとは別の一分野の動画シリーズだ。
この『TED Ed』の利点としては
・動画一本当たりの時間が短いこと(カンファレンス:約10分程度が多い Ed:約3~5分程度に収まっている)
・教育という面に焦点が当てられているため、内容がキャッチーで理解しやすい
・解説に合ったアニメーションとともに進行するため、映像を追うことで内容把握ができること
・英語のネイティブスピーカーが話者を担当していることから、受験英語と親和性が高い
上記した4つが挙げられるだろう。動画自体が短く、教育という面が重視されていることなどから、単語レベルもカンファレンスとは打って変わってぐっと下がり、聞き取りやすさという面でもEdは英語があまり得意ではないという人に最適だ。
➁一番初めは、とりあえず「日本語字幕」をつけてすべて見切ってしまおう!
⇒見たいなと思ったTEDの動画を見るとしてよくありがちなこととして、最初の一回目から頑張って字幕もつけず英語の音声だけで必死に聞き取ろうとしてしまうことがある。しかしこれを英語があまり得意ではないなという人が行うことはおすすめできない。
もちろん、試験本番には聞いたことのない内容に関して英語のみで聞き取る必要が出てくるが、例えば問題の選択肢などからヒントを得られたり、二回流されたりと理解の助けになりやすいヒントは散りばめられている。そのうえ、内容も試験レベルではそこまで難しいものとはならないのだ。
つまり、日本における試験対策という観点から見れば、TEDなどの動画の内容を一発で聞き取って理解できる必要性はないのだ。
そこで、英語のリスニングの学習を初手から諦めないためにも、英語がそこまで得意ではないという人は、一回目に関しては「日本語字幕」をオンにしたうえで、内容を一度理解してしまうということをおすすめする。
・字幕挿入方法
一度プレゼン内容自体の理解を日本語でしてしまえば、全体の流れを把握していることから、英語だけで聞いても次に来る内容の予測が容易にできる。そのため、より「英語を聞く」という点に集中できる上に、日本語で記憶している内容と、実際に流れてきた英語音声とのリンクがしやすくなるのである。
二回目以降は、日本語字幕は消し、なるべく字幕はオフにしたうえで臨みたいところだが、どうしても聞き取りにくいなと感じた箇所があったりしたら、そのときは「英語字幕」を使用して、聞き取りにくいところを反復して理解できるようにしてみよう。とにかく徐々に英語に慣れていくのが大事だ。
英語が得意な人向けTED活用法
そして次に、英語が比較的得意だがもう少し得点を伸ばしたり、より自分のものにしていきたいなどと考えている人におすすめの勉強方法を解説していこうと思う。
①視聴一回目は、とにかく英語に全集中して聞き入ろう!
⇒英語が得意だという人は、それ相応の自信をもってTEDなどの視聴を開始することになると思う。しかし、過度な自信をもって臨むと少し痛いしっぺ返しを食らうことになる可能性があるから注意が必要だ。
普段から英語に耳を慣らしておかないとネイティブレベルのスピードに対応することはほとんど無理で、それに加えて語彙力も普通以上には身に着けていないとTEDの内容を理解していくのは困難なものとなる。
そこで、まず視聴一回目の際には、全神経を集中させて一度英語に聞き入ってほしい。映像にもほとんど目を配らなくてよいから、純粋に英語音声として聞いてみることをおすすめする。
なぜかと言えば、まずは、それをすることによって自分の立ち位置を把握するという点にある。やはりTEDはレベルが高い内容であるから、完璧に理解できることを到達点としたときの、自分に足りていないものが明確に見えてくると思う。
自分の立ち位置を把握したうえで、例えば語彙力に欠けると感じた場合は「単語学習」の比重を少し増やしたり、スピードについていけないと感じた場合は「再生速度を落とす」などと、自分の状況にあった向き合い方を進めていくことがTEDを使う際にはとても重要になる。
➁『TED Ed』もしくは『TED カンファレンス』を用いて、ディクテーションをしてみよう!
⇒英語が比較的得意な人におすすめしたい勉強方法として、TEDのスクリプトのディクテーションにぜひとも挑戦してみてほしい。
・スクリプト表示方法
ディクテーションとは簡単に言えば、スピーカーが話している内容を一言一句聞いて写していく作業だ。リスニング力も身につく上に、英文を思考しつつ埋めていく作業は、英語全体の能力を向上させていくことに繋がるため、非常に有益な勉強方法となる。
もちろん、「話すスピード」と「書くスピード」では明らかに後者の方が遅くなるため、一度で完璧に写すことは不可能である。そのため、スピーチ全体をとなると途方もない時間がかかってしまうから、開始3分までなど時間を区切って取り組むのがよい。
また答え合わせとしては、各スピーチごとにtranscriptが、つまり全文が掲載されていることから、自分がどれだけ聞き取れているのかも客観的に把握することができる。下記の写真に示している場所を押せば、横画面に原稿が表示される便利機能であるため、活用してみよう!
TEDは英語の自由教材として非常に優秀で、しかもネット上で完全無料で使える。英語学習初歩の人も上級者も、自分に合ったやり方を見つけて使ってみることをおすすめする!
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