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立教大学共通テスト利用入試方式詳細まとめ

それでは今回の記事では、最新入試方式まとめシリーズとして前回からお伝えしている、2023年度の立教大学の入試方式詳細まとめとして、「大学入学共通テスト利用入試」方式の説明をしていく。

様々な方式が乱立する昨今の大学入試において、正確に自分が受けるすべての大学に関する入試の情報を独力で集めきるのはどうしても難しいものだと思う。併願をすることが一般的な受験においてその難しさはさらに増すといえる。

そんな受験生の助けになればと考え、本記事シリーズを掲載している。入試に関する必須情報をこの記事で掴んだうえで、実際に自分の目で受験要綱を確認すれば、簡単に情報を把握することができるだろう。

ではさっそく本題である、立教大学「大学入学共通テスト利用入試」方式の詳細まとめを始める。

大学入学共通テスト利用入試の概要やスケジュール

まずは、立教大学「大学入学共通テスト利用入試」方式(以下：共通テスト利用方式)がどのような内容の試験なのかという概要と、出願日程や定員などを一覧にしてまとめていく。

共通テスト利用方式は、その名前が表すように、大学入学共通テストにおける各学部が設定した科目の獲得点数を、得点に換算して合否を判定する試験方式だ。大方の私立大学において一般的となっている試験方式であり、旧センター試験時代から続いているものだ。

共通テスト利用方式のメリットとして挙げられるのは、一般入試方式などの他方式においては学部が作成した独自問題を解答する必要があるため、それぞれの学部に適した対策を行う必要があり労力がかかる一方で、共通テストという傾向や形式も安定し始めた試験への対策をするのみで済むということだ。

しかしながら、上記で挙げたメリットの裏返しとして、共通テストは一度きりの試験であり、その一回で高得点を確実に獲得しなければいけないというプレッシャーがあるのはデメリットとして挙げられる。また、試験難易度に関しても一部科目に関しては旧センター試験よりも難易度が明らかに上昇しているものもあることから、対策の難しさという点もいえるだろう。

しかし、共通テストにおいて高得点を獲得できた場合には、複数の学部に合格できる可能性も上がり、立教大学に限らず他の私立大学にも合格できるため、しっかりと1度のチャンスをモノにできるかが共通テスト利用方式の肝となってくる。

次に、共通テスト利用方式のスケジュールや定員などの情報を一覧にしてまとめておく。

参考：立教大学

このような詳細となっている。各学部とも共通テスト利用方式における定員は一般入試方式と比較した時に絞っているため、狭き門ではあるといえる。しかしながら、設定されている定員よりも多くの受験生を結局のところは合格とするのが常であるから、設定されている定員に関してはそこまで気にしない方がよいだろう。

各学部の大学入学共通テストにおける指定科目一覧

次に、各学部が設定している大学入学共通テストにおいて解答することが求められている科目を説明しておく。

科目型が複数用意されていて、3科目型や6科目型などを選択することができる。共通テストにおいて多くの科目を解答する人は、科目数の多い教科型を選択するのがよいだろう。もしくは、指定教科内で高得点の科目が採点には採用されることから、あえて少ない教科型を選択するのも一つの手だ。自分の点数を勘案したうえで決定しよう。

指定されている科目を解答しなければ判定が行われずに終わってしまうことから、学部が求めている科目は確実に受験するように気を付けよう。

注：文系学部における「理科」教科では、基礎を付された科目の場合2科目で1科目と換算される。

このような指定科目となっている。「外国語」教科においては「英語」を選択しておけば、どこの学部学科でも受けられるから、「英語」を選択するのが無難だろう。

「国語」において古文や漢文が必須ではない学部も多いため、古典に苦手意識を持っている人は、その点有利に立ち回ることができるのではないかと考えられる。

大学入学共通テスト利用方式における入試倍率一覧表

では最後に、共通テスト利用方式における入試倍率を一覧表にしてまとめておく。

入試倍率は自分がどこの学部を受験するか決める重要な判断材料となるから、しっかりと確認しておこう。

このような倍率となっている。科目数が多い科目型の方が、出願者数が少ないことも相まって倍率は低くなっている。受験科目数が多い人は、6科目型などの方式で出願するのはありだといえる。

以上で、立教大学「大学入学共通テスト利用入試」方式の詳細まとめを終了する。次の記事からは、「法政大学」の詳細まとめ記事シリーズを執筆するため、そちらもぜひ確認してみてほしい。

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