【最新版】立教大学一般入試方式詳細まとめ-出願スケジュールや倍率も
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この記事はこんな方にオススメ!
- 立教大学の一番一般的な入試方式ってどれ?
- 入試方式が多すぎてどれを受ければいいか分からない。
- 立教大学の出願日の締め切りとか大丈夫かな?
立教大学一般入試方式詳細まとめ
さて、今回の記事から、2023年度の立教大学において設定されている各入試方式についての詳細情報のまとめシリーズを執筆していく。
国内にある様々な大学が入試において様々な方式を設定しており、複数の大学を併願することが一般的となっている状況において受験生が一人ですべての情報を完璧に調べ切ることは難しい。また、大学が公開している入試要項は様々な方式を一挙にまとめていることからわかりにくいのが大方だ。
そんな受験生の助けに少しでもなればと考え、本記事シリーズを執筆している。今まですでに、明治大学、青山学院大学、中央大学の入試情報まとめ記事を書いているため、受験を検討している人はぜひそちらも参考にしてもらえればと思う。
今回の記事では、立教大学の「一般入試方式」に関する入試日程や、過去の倍率などの情報をまとめていこうと思う。
一般入試方式の概要やスケジュールの詳細
まず初めに、立教大学「一般入試方式」の概要とスケジュールを説明していく。
一般入試方式は、受験方式として最もオーソドックスな方式で、各学部が作成した指定科目の独自問題を解答し、その得点に基づいて合否の判定を行うものだ。中学入試、高校入試の経験があればそれを想像してもらえれば当てはまるといえる。
一般入試方式のメリットとしては、他の方式とは違いそれぞれの学部においてそれぞれオリジナルの問題を解答することになるから、試験を受ける回数自体が確保しやすく、「共通問題を解いて一発勝負」というようなリスクが低減されることだろう。他学部の試験も複数受けられることで試験慣れすることができることもメリットといえる。
しかしながら、各学部の独自問題を解答するということは、その分それぞれの学部の傾向や特徴をつかむ必要があり、対策の方向性が多岐にわたってしまうということはデメリットとなる。自分が受けようと考えている学部の過去問をしっかりと複数年度分解いておき、どのような形式でどのような内容の問題が出題されるのかは把握しておく必要がある。
では次に、一般入試方式の入試日程や定員などの情報を表にしてまとめておこうと思う。
出願期間 | 全学部 2023年1月6日(金)~1月20日(金) ※締切日消印有効 ⇒出願登録(Web)と選考料の払い込み出願書類の提出締め切りが同一日 |
方式選択可能学部 | 立教大学全学部(11学部) |
募集人員(学部別) | 文学部 キリスト教学科:全日程計 58名 文学科英米文学専修:全日程計 160名 文学科ドイツ文学専修:全日程計 90名 文学科フランス文学専修:全日程計 90名 文学科日本文学専修:全日程計 142名 文学科文芸・思想専修:全日程計 114名 教育学科:全日程計 126名 史学科:全日程計 182名経済学部 経済学科:184名 会計ファイナンス学科:95名 経済政策学科:95名社会学部 社会学科:97名 現代文化学科:97名 メディア社会学科:97名法学部 法学科:183名 国際ビジネス法学科:40名 政治学科:58名観光学部 観光学科:125名 交流文化学科:100名コミュニティ福祉学部 コミュニティ政策学科:134名 福祉学科:76名経営学部 経営学科:128名 国際経営学科:78名現代心理学部 心理学科:63名 映像身体学科:82名異文化コミュニケーション学部 異文化コミュニケーション学科:75名スポーツウェルネス学部 スポーツウェルネス学科:90名理学部 数学科:40名 物理学科:45名 化学科:47名 生命理学科:42名 |
試験日 | 2月6日(月)、2月8日(水)、2月9日(木)、2月11日(土)、2月12日(日)、2月13日(月) ※理学部は2月6日、2月9日のみが試験日 ※2月11日に関しては文学部独自の試験日 |
合格発表日 | 第1回発表日:2023年2月22日(水) 第2回発表日:2023年3月9日(木) 第3回発表日:2023年3月17日(金) 第4回発表日:2023年3月25日(土) |
入学手続き期間 | 第1回発表の場合⇒2023年3月1日(水) 第2回発表の場合⇒2023年3月14日(火) 第3回発表の場合⇒2023年3月23日(木) 第4回発表の場合⇒023年3月29日(水) |
出願に際して必要な書類 | ・出身もしくは在籍学校長が発行した調査書など出願資格証明書類 ⇒原本のみ。未開封のもの。Web出願後に提出 ・英語外部検定試験の成績証明書類(どちらか) ⇒原本のみ。一般入試方式ほぼすべての学部で使用 ・大学入学共通テスト成績請求票(どちらか) |
受験料 | 1試験日につき 35000円 ※複数併願に基づく受験料の割引制度はなし |
参考:立教大学
以上が受験日程などの詳細だ。第4回の合格発表まで行われるから、第1回でたとえ結果がだめでもまだチャンスは残されていることから、あきらめずに全部の合格発表を確認しよう。入学辞退者は例年一定数存在するから、チャンスは必ず訪れるはずだ。
複数の試験日が設定されていて、異なった試験日であれば同一学部内の同一学科内の受験をすることが可能であることから、そういった意味でもチャンスは多く用意されていると言えよう。出願する際には、学部学科の検討をよく行うことが重要となる。
一般入試方式において用いることのできる英語外部試験の種類
一般入試方式においては、文学部の2月11日の日程以外ではすべての学部の試験日程において立教大学の独自試験問題ではなく、英語外部試験もしくは大学入学共通テストの結果に基づき「英語」科目の合否判定を行う。
ここまで完全に英語の独自試験を排除している大学は珍しいが、英語外部検定試験に関しては受験までに準備や対策を入念に行うことができ、事前に規定スコアを満たしていれば、英語科目の配点を満点ほどまで引き上げていくことも可能だ。他大学において、英語独自試験を解答するよりも、高得点を獲得できる可能性が高いといえるだろう。
しかしながら、事前に入念な準備を行うことが可能な英語外部検定試験を利用する場合には、多くの受験生が高いスコアを伴って出願することが予測されるため、合格基準となるスコアは高くなっていると考えられる。なるべく高スコアを獲得することを目指してほしい。
一般入試方式における、英語外部検定試験の得点換算の基準は公表されていないが、あくまで参考として大学入学共通テスト方式において設定されている得点基準を記載しておく。
英語外部検定試験名称 | 得点基準(あくまで参考値。大学入学共通テスト試験方式における基準) |
ケンブリッジ英語検定 | 100%換算⇒170以上 95%相当⇒166以上 85%以上⇒158以上 |
実用英語技能検定 | 100%換算⇒2450以上 95%相当⇒2400以上 85%以上⇒2300以上 |
GTEC CBT/検定版 | 100%換算⇒1270以上 95%相当⇒1230以上 85%以上⇒1150以上 |
IELTS(AcademicModuleのみ) | 100%換算⇒6.0以上 92.5%相当⇒5.5以上 85%以上⇒5.0以上 |
TEAP | 100%換算⇒342以上 95%相当⇒328以上 85%以上⇒300以上 |
TEAP CBT | 100%換算⇒690以上 95%相当⇒655以上 85%以上⇒590以上 |
TOEFL iBT | 100%換算⇒83以上 95%相当⇒78以上 85%以上⇒68以上 |
このような基準が共通テスト方式においては設定されている。一般入試方式においては、各学部において独自の換算基準が設定されており、受験者のスコアに基づいた得点換算の調整なども入るため上記はあくまでも目安ではあるが、上記の100%換算スコアは相当に高いスコアであり、このスコアを獲得しておけば一般入試方式においても、そこまで英語の得点に関して心配する必要はなくなるといえる。
一般入試方式における各学部の入試倍率一覧表
それでは最後に、各学部における一般入試方式での入試倍率を紹介しておこうと思う。
入試倍率は、どの学部に出願するかを検討するにおいて非常に重要な要素となる数値だ。どれだけのライバルが存在し、その中で何割程度が合格するのかを測ることのできる数値であるから、受験を検討している学部以外の倍率も確認し、最終的に自分がどこの学部に出願するのか考えよう。
学科・方式 | 2021年度 | 2022年度 | |
文学部 | キリスト教学科 英米文学専修 ドイツ文学専修 フランス文学専修 日本文学専修 文芸・思想専修 史学科 教育学科 | 4.3倍 5.0倍 5.5倍 3.7倍 5.1倍 5.5倍 6.9倍 5.5倍 | 5.9倍 3.9倍 2.8倍 2.9倍 3.4倍 6.2倍 4.5倍 4.2倍 |
異文化コミュニケーション学部 | 異文化コミュニケーション学科 | 8.5倍 | 7.3倍 |
経済学部 | 経済学科 経済政策学科 会計ファイナンス学科 | 4.1倍 4.3倍 3.6倍 | 2.9倍 3.0倍 2.9倍 |
経営学部 | 経営学科 国際経営学科 | 9.5倍 5.1倍 | 6.0倍 4.4倍 |
理学部 | 数学科 物理学科 化学科 生命理学科 | 2.3倍 3.7倍 3.1倍 3.2倍 | 3.6倍 3.3倍 2.6倍 3.7倍 |
社会学部 | 社会学科 現代文化学科 メディア社会学科 | 5.1倍 5.5倍 6.0倍 | 3.8倍 5.5倍 4.8倍 |
法学部 | 法学科 国際ビジネス法学科 政治学科 | 3.4倍 3.0倍 3.5倍 | 3.8倍 4.0倍 3.6倍 |
観光学部 | 観光学科 交流文化学科 | 5.5倍 3.1倍 | 3.2倍 3.3倍 |
コミュニティ福祉学部 | コミュニティ政策学科 福祉学科 スポーツウェルネス学科 | 5.6倍 3.0倍 3.8倍 | 2.9倍 2.8倍 4.0倍 |
現代心理学部 | 心理学科 映像身体学科 | 7.1倍 5.3倍 | 12.0倍 8.6倍 |
直近2年間における実質倍率はこのような数値となっている。現代心理学部などは昨年度の倍率が非常に高いものとなっており、今年度入試においても高倍率になることが予想される。法学部などはどの学科においてもそこまで高い倍率とはなっておらず、比較的狙いやすい学部といえるのではないだろうか。
以上で2023年度立教大学「一般入試方式」試験の詳細まとめを終了する。この記事が受験生の皆さんの助けに少しでもなったのなら幸いだ。立教大学の他入試方式に関する詳細まとめもぜひ合わせて確認してほしい。
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