MARCH合格のための教科別夏休みの過ごし方(高1、2生&高3生)~政治経済編~
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます!
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ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- MARCHの文系学部を志望しているけど政治経済を何からやれば良いか分からない。
- 夏休みに政治経済はどこまで終わらせればいいの?
- 高1・高2でまだ時間はあるけど今のうちから何をやっておいたほうがいいの?
- 政治経済って選ぶの間違いなの?
学年別に夏休みの政治経済の勉強の仕方をご紹介していきます!
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高校1,2年生の夏休みの過ごし方〜政治経済編〜
政治経済に関する勉強は、正直なところ高校1、2年生の段階で勉強することも、必要性もそこまであるものではない。
1、2年生の間には、学校の授業で履修している場合であれば、そのすでに習ったところをもう一度ザっと見返しておくことだけでも十分だろう。
覚えることが経済分野・政治分野ともにそこまで多くはなく、出題される内容というのは大方決まっているため、高3生に上がってからの勉強で受験までに間に合わせることは全然現実的なのである。
まだ受験を完全に意識して動く必要のない1、2年の間は、MARCHを受験するにあたって優先度が高い科目である、英語や国語、もしくは数学などの基幹科目の基礎力を上げ、受験まで活かすことのできる根幹を作っておくことを優先して行ってほしい。
選択科目はどの科目でもいえることではあるのだが、高3からの勉強で間に合わせることができる。政経もその類のひとつであることは間違いない。
ただ、既習範囲について復習しようと思った時に、意識しておいた方がよいことが実は一つだけある。
というのも、政経の復習には、中学校の社会の教科書が意外にも役に立つということだ。中学の社会でも、記憶にある人は多いと思うが、政治や経済に関する基本的内容に一通り触れることとなっている。そのため、大きな概略を理解するうえで、中学の社会の教科書を読み返してから、高校の教科書の確認に行くことをおススメする。
みんながみんなというわけではないと思うが、選択科目、特に政経や現代社会などの科目は、授業内でそこまでやる気をもって取り組むということは少ないだろう。そのため、習ったことでも忘れていたり、聞いた記憶すらなかったものもあると思われるため、中学社会の範囲からの復習は案外馬鹿にならないものなのだ。
また、政経が好きで、政経を勉強することにモチベーションを感じている1、2年生の人がいたとしたら、その場合、もちろん既習範囲を超えて勉強することは差し支えない。しかしながら、勉強するにしても、教科書の内容全体をさらっていく程度にとどめておこう。
何度も言うが、1、2年生の内に学習するべきは、英語や国語、数学などだ。それを忘れずに取り組もう!
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高校3年生の夏休みの過ごし方〜政治経済編〜
MARCHを志望している高3生の選択科目としては、どうしてもニッチな選択肢となる「政治・経済」であるが、立教大学を除き、それ以外のMARCHの学部では一部例外は存在するものの政経を選択して受験することができる。選択肢の一つとして考えるのはアリな科目なのである。
加えて、政経を選択することにどのようなメリットがあるのかというと、大きく2点ほど挙げることができると思う。
メリットの一つ目だが、日本史や世界史などと比較した時に、勉強量を少なく済ますことができるのだ。単純な暗記量などは、日本史世界史に比べ少なく、勉強時間を短縮しつつ、他科目との両立が図りやすい科目であると言える。そのため、勉強のコスパが非常に良いのだ。
また、暗記量が少ないことに比例して、問題の難易度もそこまで高いものとならない。基本的内容をしっかりと理解しておけば、十分に解答することができ、高得点を狙うこともできるのである。
メリットの二つ目としては、政経は大学の勉強と直結する内容であることが多いということだ。純粋に学問の内容を見た時に、社会科目の中で実生活に直結するものが多いのが政経という科目だろう。社会の根幹の仕組みなども学べ、大学で学ぶ学問の基礎となる内容も多い。
加えるなら、社会に出てからも、政治・経済で習うことというのは、知識として持っておいて何の損もなく、実益が大きい科目であると言える。
これらのメリットを考えると、政経も立派な受験科目の選択肢の一つとして入ってくるだろう。
それではこれから、政経を使ってMARCHを受験しようと考えている人が夏休み取り組んでおくべき勉強方法を説明していこうと思う。
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夏休みにオススメの勉強法〜政治経済編〜
①経済分野は暗記に頼った勉強を行わないようにしよう
⇒政経という科目の特性上、というよりも社会系科目の特性と言えるかもしれないが、どうしても暗記一辺倒な勉強を行ってしまう受験生が多い。
しかしながら、受験においては単なる用語や数字が問われるだけではなく、その用語の中身から出題されることも多いわけであり、本質的な内容を覚えていかなければ解けない問題が多々ある。
さらに、単純暗記は勉強の方法としてとても効率が悪いものなのだ。人間の記憶というのは、様々な出来事を紐づけていくことで記憶を補強し、定着させていく。そのため、例えば「三権分立」という用語単体で覚えるよりも、「三権分立の三権とは、立法・司法・行政で、それぞれが抑制し合い、権力の偏在を避けるためのシステム」という風に覚えた方が、記憶として定着しやすいのだ。
そのため、政治分野はまだしも、特に経済分野に関しては、理論や仕組みの内容にいたるまで、理解を深めて暗記していくことが重要となる。
参考書や教科書を使って知識をインプットしていくときには、ぜひとも用語が説明されている部分に限らず、その用語に関する、経済理論やそれらを用いた経済政策などの解説も読んでおこう。どのような状況で用いられる概念であり、実行することで起きると考えられる結果などを合わせて本質的理解に努めることだ。
さまざま理論や政策なども合わせて勉強することで、記憶の紐づけが強くなり、記憶も定着しやすく、思い出しやすいものとなるため、内容を理解することを怠らないようにしてほしい。
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➁頻出項目である「基本的人権」は具体的な内容を意識しつつ学ぼう
⇒政治分野の中で「基本的人権」は、受験問題に頻出である。項目数も多く、覚えていかなければならない内容がほかの項目に比べて多いものとなっている。
しかしながら、「基本的人権⇒人格権、自由権、、、」というような無理やりな暗記では、上記でも言及した通り、定着していくことはなく、頻出項目であるにもかかわらず苦手なものとなってしまい、得点が思ったように伸びなくなってしまう。
そのため、そのような事態を避けるために、基本的人権がなぜ憲法において保障されるに至ったのか、その沿革やその保障の充実を図ることの意味、人権保障範囲が拡大していることなど、特にそれぞれの内容が、私たちの実生活にどのような影響を及ぼすことになっているのかという、具体的なイメージ化をして、落とし込んでいこう。
そこで特におすすめとなるのが、「資料集の積極的活用」だ。教科書だとどうしても文章が中心となり、内容が入ってきにくい部分があるが、資料集はそのようなわかりにくい内容に関して、図や表などを用いて視覚的に理解することができるため、理解がしやすいのだ。
人権に関しては最高裁の裁判の結論である判決やその理由などの判例に関する知識も問われることが多いため、これらの学習も怠らずに行おう。最高裁のHPなどに、判決の主文と理由が掲載されているため、より理解を深めたい人は、そこで全文を確認するのもありだ。
③問題演習を取り入れ、計画的な勉強を心掛けること
⇒政経などの社会科目は、インプットを行っているだけでは決して点数が伸びていかないものである。どれくらい覚えられているのか客観的にわからないだけでなく、演習機会がテストだけでそこで思うような点が取れず、苦手意識を持ってしまう可能性もある。
そのようなことを避けるためにも、インプットをしたらアウトプットを行って、知識の確認と定着を図るという一連の流れを心掛けよう。夏休み時点では、過去問などではなく、単元や項目別に作られた問題集などを使い、各項目、単元のインプットが終わったごとにアウトプットとして演習を行うのがよい。
政経は選択科目であるため、主要科目である英語や国語などと比べて、勉強時間をそこまで取ることができない。そのため、インプット→アウトプットを素早く何度も繰り返し行い、早め早めに基礎固めを終わらせることを目指そう。
一日に30分でもいいから勉強内容の中に取り込み、計画的に学習していくことをおススメする。使用してほしい問題集としては、『畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集」などが挙げられる。効率の良い学習が可能だ。
以上の①~③までが、MARCH志望の高3生に夏休みに行ってほしい、政経の勉強法だ。ぜひとも参考にして、有意義な夏休みにしてほしいと思う。
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