【必見】MARCH合格に最適な『地理』おすすめ参考書、問題集5選
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます!
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ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- 選択科目を何にしようか迷っている。
- 地理選択って実際どうなの?
- 日本史や世界史はおすすめ参考書多いけど地理は何をすれば良いか分からない。
それでは今回の記事では、MARCHへの合格を目指すうえで行っておきたい『地理』のおすすめ参考書と問題集を紹介していこうと思う。
MARCHを受験する文系受験者の人たちにとって、地歴公民の教科から何を選ぶか考えたときに『地理』が第一選択肢に上がるということは正直なところあまりないだろう。
大半の人が、『世界史B』か『日本史B』のどちらかを選んでしまうと思う。実際、この二つの教科に関しては参考書や問題集なども充実しており、加えて情報なども様々なところから得られやすいのは間違いないことである。
例えば2022年度の明治大学の入試時における、地歴公民の選択教科の割合を見ても『地理』を選択した人は、
・商学部において102人(1.3%)
・政治経済学部において117人(2.1%)
・文学部において243人(3.5%)
参考:明治大学
と、非常に少数にとどまっている。
しかしながら、ここが盲点となっていることをぜひ皆さんには気付いてほしい。『世界史』や『日本史』と違って『地理』という教科は、実は効率よく勉強を行っていくことができる教科なのだ。
質の良い参考書と問題集に取り組み、受験において必要となる知識を身に着けさえすれば、他の地歴公民教科よりも高得点を獲得できる可能性は十分にあるのだ。
その点に今回の記事を読んだ皆さんには気付いてもらい、受験における自分の強みになる科目として『地理』を自身をもって選択できるようになってほしいと思う。
それではさっそく、MARCH合格に向けたおすすめ『地理B』参考書、問題集紹介を始めていく!
MARCH合格におすすめ!『地理B』参考書、問題集5選
今回はインプット用の読み物系の参考書とアウトプット用の参考書で分けて紹介していく。
おすすめの参考書編
『村瀬のゼロからわかる地理B 系統地理編・地誌編』著・村瀬哲史 出版社・学研プライム
定価・1650円
⇒地理Bの重要事項を理解するためにまずお勧めしたいのは、この『村瀬のゼロからわかる地理B』だ。
地理Bの基本をつかめる参考書というものはバリエーションがそこまであるとは言えず、内容などが古かったりと最新の地理の情報をつかむのはなかなか難しいのが現状といえてしまう。
しかしこの参考書は出版されたのがここ数年以内であり、最新の世界地理の情報がふんだんに取り込まれているところにまず魅力がある。加えて、本書は図やグラフなどがふんだんに含まれており、系統地理の範囲は気候区など少し覚えにくいところがあるにもかかわらず、わかりやすく理解することができる。
実際に著者の村瀬先生が予備校の講義内で取り入れている板書をこの参考書内でデフォルメされて掲載されているのも魅力で、書かれ方も語り口調で本当に講義を受けているようなつもりで、サクサクと読み進めていけるのも魅力的な点だ。
系統地理編と地誌編の両冊で約800ページほどではあるが、その分量を感じさせず、学校の教科書よりも圧倒的にわかりやすく地理B全体を理解できるため、全地理選択者におすすめしたいのが本書である。
『新詳 資料地理の研究』編・帝国書院編集部 出版・帝国書院
定価・1026円
⇒まず、上記した『村瀬のゼロからわかる地理B』とこちらの『地理の研究』を合わせて使えば、受験地理Bの範囲は完璧にできること間違いなしと断言しておこう。
こちらの『地理の研究』は、地理Bの系統地理、地誌の内容を網羅的にそして詳細にまとめたいわば世界史や日本史における資料集の位置にあるもので、ふんだんにグラフや図が掲載されており、世界で起こる様々な現象に関して単にそれを説明するにとどまらずその背景まで説明することで、本当の意味での理解をしていくことができる。
また、地理Bによく出てくる用語であいまいなままの理解で終わってしまいがちなものというのは結構あると思うが、それらの用語もコラムで説明してくれていたり、受験問題において出題されそうな少し深堀した内容などもふんだんにちりばめられていたりとまさに痒い所に手が届くのが本書だ。
ただ、『地理の研究』に書かれている内容すべてが受験に必要であるわけではなく、これらすべての知識を覚える必要というのはない。参考書や教科書を読んで理解ができなかったところなどを確認する辞書的な使い方や、隙間時間にパラパラと流し読んでみるなどの使い方をお勧めする。
『データブックオブザワールド』編・二宮書店編集部 出版・二宮書店
定価・770円
⇒地理Bの勉強において欠かすことができないのが、最新のモノと国に関するデータを入れておくことだといえる。
特に主要農産物や主要鉱物、原料などの受験問題で頻出する上位生産国や上位輸出国、輸入国のデータは毎年細かに変化するもので、それらをしっかりと追っておかないと実際に試験で出題されたときに解答することができなくなってしまう。
確かに主要な生産国などのデータは頻繁にがらりと変わることはないが、それでも最新のデータをインプットしておくことは大学受験にとどまらず、大学に入ってからもしくは社会に出てからも重要になってくるものだ。
そこでお勧めしておくのがこちらの『データブックオブザワールド』だ。毎年最新のデータを掲載したものが出版され、この本に載っているデータを抑えれば、グラフや統計問題で恐れることは何もなくなる。言ってしまえば、ここに載っていない統計は受験に出題されることはない。
こちらも上記した『地理の研究』と同じくすべてを網羅的に覚えることは不可能なものであるから、問題に取り組むにあたって出てきたモノのデータを確認したりする辞書的な用い方をしよう。
おすすめの問題集
『大学入試地理B論述問題が面白いほど解ける本』著・宇野仙 出版・KADOKAWA/中経出版
定価・1870円
⇒こちらは問題集兼参考書のような内容のものとなっており、地理の重要問題に対する解答と解説がしっかりと掲載されているわかりやすい問題集だ。
本書は名前の通り論述問題がフォーカスされているものであり、選択問題が多い私立大学入試において必要性があるのか疑問に感じる人も多いと思う。
しかしながら、論述問題というものは問題が求めている内容に関する、知識に基づいた理解がなければ解くことのできないものである。論述問題においては突飛な難問が出題されるということはなく、地理において重要となる基本事項やそれらのちょっとした応用が出題されることがほとんどであり、結局のところそれらの基本事項やその応用の理解が私大の選択問題を解答するにあたっても必要になってくるのだ。
それらの基本事項を頭に入れるにおいては論述問題形式というのは最適なものだ。人の記憶はやはり行動と結びつきやすいわけで、ただ単純に読むだけよりも、実際に自分の手を使って書くことによって記憶としての定着も図りやすくなる。ぜひとも、受験形式に縛られることのない勉強にチャレンジしてみてほしい。
『地理B一問一答完全版』著・山岡信幸 出版・ナガセ
定価・1100円
⇒最後に紹介するのは、世界史や日本史でもおなじみのこちらの問題集、東進ブックスの『地理B一問一答完全版』だ。
地歴公民などの社会科目を勉強する人であれば確実に見たことがあるであろう、「一問一答完全版」シリーズの地理B版に当たるのが本書で、さすがの問題数と網羅性を誇っているものが本書である。
実際に出題されたセンター試験や共通テストなどを含む受験問題を研究し、出題頻度を星の数で表し本当に問われる内容をしっかりと抑えていくことができる問題集だ。
どうしても難関私大受験においては、基本的な内容がベースにあるとはいえ難しい用語や珍しいテーマが出題されることがどうしてもある。そのような内容を出題頻度順で効率よく抑えていくことができるのは非常に魅力的だ。
使い方としてはやはり一番重要度の高い星3の設問から何度も繰り返しながら覚えていき、順番に星2、1と進んでいくことをお勧めする。基本的には、星2まで覚えきることができれば共通テストレベルであれば間違いなく満点近くを獲得することができると言え、星1まで抑えれば入試における高得点も現実的になる。
あまり取り上げられることのない地理Bの参考書や問題集を紹介してきたわけだが、いかがだったろうか?
これらの参考書や問題集に取り組んだのちには、自分の志望している学部や学科の過去問にしっかりと取り組み、そこでまだ理解が及んでいないところが見つかったら、また上記した参考書や問題集に立ち返って自分の知識を強固なものにして受験に臨んでほしいと思う。
地理Bをぜひとも得意なものとして、自信をもって皆さんが受験に迎えることを祈っている。何事も遅すぎることはないから、努力を怠らないようにしてほしい。参考になったなら幸いだ。
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