【最新版】中央大学6学部共通選抜入試情報まとめ-出願スケジュール・倍率も
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ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- 中央大学でどこの学部を受ければいいの?
- 入試方式が多すぎてどれを受ければいいか分からない。
- 新しく出来た中央大学6学部選抜入試って何?
それでは今回の記事では、受験情報をまとめていくシリーズの続きとして、中央大学における独自のテスト方式である『6学部共通選抜入試』の出願や倍率などの情報を紹介していく。
様々な受験方式がある受験戦争において、各大学ごとに独特のシステムが採用されていることが多い。そんななかで、自分だけで情報を完璧に得るのはなかなかに難しい。
そんな数多ある受験方式をできるだけわかりやすく詳細にお伝えしていければと思う。注意してほしいのは、あくまでも前年度(2022年度)の情報をもとにした記述であるため、今年度(2023年度)の情報はまた後々の更新を待ってほしい。
中央大学6学部共通選抜入試方式試験情報まとめ
ではそもそも中央大学にはどのような試験方式が存在しているのか。以下に試験方式のまとめ写真を掲載するから確認してほしい。
参考:中央大学
このような5つの試験方式が設定されていて、すでに本HPで紹介した「一般方式」と「共通テスト利用方式」の二つがやはり受験生が利用しやすい二つであろう。そんな中で、今回紹介していくのは、「6学部共通選抜入試方式」だ。
6学部共通選抜入試方式とはどのような試験か?
⇒6学部共通選抜入試は、
法学部・経済学部・商学部・文学部・総合政策学部・国際経営学部
の6つの学部が設定している、中央大学が独自に出題する共通の問題を解き、合否を判定することになる試験方式だ。
この試験方式では、国際情報学部と理工学部の2つの学部の合否を判定することはできないため、その点この2つの学部を受験したいと考えている人は注意した方がよい。
この試験方式をとるメリットは、共通の問題によって複数の学部の判定を受けることができるという点で、それぞれの学部ごとの特色が薄まり、難易度のばらつきが減るのだ。
6学部共通選抜入試方式の詳細一覧表
では、以下では6学部共通選抜入試の出願日程などの情報を一つの表にしてまとめていく。
出願期間 | 2022年1月5日(水)~2022年1月24日(月) (締切日消印有効) |
方式選択可能学部 | 6学部 (法学部、経済学部、商学部、文学部、総合政策学部、国際経営学部) |
募集人員(学部別) | 法学部:4教科型 全学科計 30名 3教科型 全学科計 66名経済学部:全学科計 80名商学部:フリーメジャー・コース 70名文学部:全専攻計 51名総合政策学部:全学科計 50名国際経営学部:4教科型 10名 3教科型 20名 |
試験日 | 2022年2月9日(水) |
合格発表日 | 2022年2月20日(日) |
入学手続き期間 | 2022年2月20日(日)~2022年3月1日(火) |
出願に際して必要な書類 | ・出身もしくは在籍学校長が発行した調査書など受験資格証明書類 ⇒Web出願後に印刷可能となる「宛名ラベル」を封筒に貼り付けて送付 |
入学検定料 | 35000円 |
このようなものとなっている。基本的に6学部共通選抜は日程的な差異というものはないため、その点受験日を誤ったり、手続き期間を誤ったりなどしてしまうミスは生まれない。
ただ気をつけておかなければならないところとしては、「法学部」と「国際経営学部」は「4教科型」と「3教科型」の二つの形式が存在したり、各学部ごとに合否判定に使用する教科や科目が異なるから、受験教科には注意を払っておこう。
また、「商学部」は「フリーメジャー・コース」という出願時に学科の指定は行わず、入学の手続き時に進学する学科を希望する形であることも留意しておいてほしい。
また形式的には、出願の際にはWebを用いてその後に調査書のみを送付する形であるから、Web出願をしっかりと行う環境を整えておく必要がある。
中央大学に限らず、近年の私立大学における出願は大半がWeb出願となっており、それぞれの大学で細かく登録していく内容など異なるから、それぞれの大学の出願に関する情報は気を付けて確認しよう。
6学部共通選抜における「併願」に関して
6学部共通選抜は、1つの学部の1つの学科にのみ出願するという形ではなく、最大で8個の学部・教科型について出願することが可能だ。
具体的に言えば、
法学部(教科型×2)+経済学部+商学部+文学部+総合政策学部+国際経営学部(教科型×2)=8個
という形となる。6学部共通選抜のメリットである、学部ごとの試験問題のばらつきの均等化という点を最大限活用するならば、このように出願するのがよいといえる。
受験料も一律の35000円で済むため、お得感もある試験方式だといえる。
また、法学部と文学部、総合政策学部の3学部は、複数の学科や専攻に志望順位を設定し、合格点を満たした上位志望の学科や専攻への合格が決まるというシステムを採用している。
具体的に例を出すと、法学部には法律学科、国際企業関係法学科、政治学科の3つの学科が存在する。
そして志望順位を、1位:法律学科 2位:政治学科 3位:国際企業関係法学科としたとしよう。
→受験した結果、、、政治学科と国際企業関係法学科の2学科が合格点に達したとする。
⇒その場合、志望順位を2位と高く設定している「政治学科」への合格が決定する。
という仕組みだ。志望順位で学科が決定してしまうから、注意して自分の興味や志望に合った学科を検討し出願するようにしよう。
学部別6学部共通選抜入試方式の倍率まとめ
では、ここからは6学部共通選抜入試における各学部の学科ごとの倍率を表にしてまとめていく。倍率は、ライバルの数や合格難易度を客観的に判断する重要な資料であるから、自分の希望学部の倍率はしっかりと確認することを忘れないようにしよう。
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
法学部※ | 4教科型 法律学科:3.6倍 国際企業関係法学科:4.3倍 政治学科:1.9倍 3教科型 法律学科:9.6倍 国際企業関係法学科:2.8倍 政治学科:3.7倍 | 4教科型 法律学科:2.0倍 国際企業関係法学科:2.6倍 政治学科:1.5倍 3教科型 法律学科:8.7倍 国際企業関係法学科:2.3倍 政治学科:2.7倍 | 4教科型 法律学科:2.9倍 国際企業関係法学科:5.7倍 政治学科:1.3倍 3教科型 法律学科:8.2倍 国際企業関係法学科:3.4倍 政治学科:3.2倍 |
経済学部 | 経済学科:6.7倍 経済情報システム学科:11.4倍 国際経済学科:9.7倍 公共・環境経済学科:7.4倍 | 経済学科:5.6倍 経済情報システム学科:10.4倍 国際経済学科:5.2倍 公共・環境経済学科:7.4倍 | 経済学科:4.5倍 経済情報システム学科:4.6倍 国際経済学科:5.0倍 公共・環境経済学科:5.4倍 |
商学部 | フリーメジャー・コース:5.3倍 | フリーメジャー・コース:4.5倍 | フリーメジャー・コース:4.0倍 |
文学部※ | 人文社会学科 国文学専攻:6.8倍 英語文学文化専攻:5.7倍 ドイツ語文学文化専攻:5.2倍 フランス語文学文化専攻:6.3倍 中国言語文化専攻:6.1倍 日本史学専攻:7.7倍 東洋史学専攻:4.8倍 西洋史学専攻:5.5倍 哲学専攻:4.5倍 社会学専攻:6.6倍 社会情報学専攻:5.3倍 教育学専攻:7.3倍 心理学専攻:8.9倍 | 人文社会学科 国文学専攻:5.5倍 英語文学文化専攻:3.2倍 ドイツ語文学文化専攻:2.9倍 フランス語文学文化専攻:2.5倍 中国言語文化専攻:3.4倍 日本史学専攻:6.0倍 東洋史学専攻:3.0倍 西洋史学専攻:5.3倍 哲学専攻:3.8倍 社会学専攻:6.4倍 社会情報学専攻:4.6倍 教育学専攻:4.8倍 心理学専攻:6.7倍 学びのパスポートプログラム:5.1倍 | 人文社会学科 国文学専攻:3.1倍 英語文学文化専攻:3.0倍 ドイツ語文学文化専攻:2.6倍 フランス語文学文化専攻:2.1倍 中国言語文化専攻:2.0倍 日本史学専攻:5.3倍 東洋史学専攻:3.8倍 西洋史学専攻:2.7倍 哲学専攻:3.2倍 社会学専攻:1.9倍 社会情報学専攻:5.7倍 教育学専攻:2.9倍 心理学専攻:4.2倍 学びのパスポートプログラム:7.5倍 |
総合政策学部※ | 政策科学科:4.9倍 国際政策文化学科:5.2倍 | 政策科学科:2.9倍 国際政策文化学科:3.1倍 | 政策科学科:3.6倍 国際政策文化学科:2.7倍 |
国際経営学部 | 4教科型:3.1倍 3教科型:5.2倍 | 4教科型:3.0倍 3教科型:6.8倍 | 4教科型:2.9倍 3教科型:4.9倍 |
※法学部、文学部、総合政策学部の倍率に関しては、第1志望学科の出願者数、受験者数に基づき算出されている。
このような倍率となっている。そこまで大きく倍率が変動している学部学科はないため、安定して今年度に関しても同様の倍率に近いものとなるのではないかと考えられる。
以上で、中央大学6学部共通選抜入試方式に関する受験情報のまとめに関して終わる。最新版の受験要綱が発表され次第、情報を出す予定であるため、そちらに関しても待っていてもらえればと思う。
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