【最新版】中央大学大学入学共通テスト併用方式情報まとめ-出願スケジュール&倍率も
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます!
当塾はMARCH、大学受験、私立大学に関する情報を配信しております。
ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- 中央大学でどこの学部を受ければいいの?
- 入試方式が多すぎてどれを受ければいいか分からない。
- それぞれ倍率が知りたい!
今回の記事では、中央大学大学入学共通テスト併用方式の入試情報をまとめていこうと思う。
入試方式は、大学ごとに様々な種類のものが設定されており、同じ方式と思っていても細かな違いがあるから、自分一人で正確な情報を得るのはなかなかに難しいものである。
そのため、本記事シリーズでは、MARCH各大学における入試方式を方式ごとにまとめて紹介していく。これにより少しでも多くの受験生が円滑な受験を行うことができればと思う。
ただ注意してほしいのは、本件記事は昨年度2022年度の情報をもとに記述しているものであるため、今年度の情報とはなっていない。その点、今年度情報に関しては続報を待たれたい。
それではさっそく、記事の内容をスタートしていく。
中央大学大学入学共通テスト併用方式情報まとめ
それではまず簡単に、大学入学共通テスト併用方式の概要と利用できる学部などを簡単にまとめていこうと思う。
まず大学入学共通テスト併用方式は、名前の通り大学入学共通テストの指定教科・科目の得点と学部ごとに出題される個別試験の得点を合計して合否を判断することとなる試験方式だ。
学部における個別試験では、それぞれの学部ごとに特色や難易度などのばらつきが生まれるため、安定して得点を獲得することはなかなかに難しいものだ。しかしながら、大学入学共通テストであれば難易度は一定で、対策も行いやすいため、個別試験において解かなくてはならない科目の勉強効率を上げることが可能だ。
共通テストにおける得点が高ければ合格の可能性も引き上げることができ、効率が良い試験方式であるといえる。
以下、出願日や定員などの情報を表にしてまとめる。
出願期間 | 2022年1月5日(水)~2022年1月24日(月) (締切日消印有効) |
方式選択可能学部 | 法学部、経済学部、商学部、理工学部、総合政策学部、国際経営学部、国際情報学部の7つ |
募集人員(学部別) | 法学部:全学科計 91名 経済学部:全学科計 40名 商学部:全学科計 20名 理工学部:全学科計 145名 総合政策学部:全学科計 30名 国際経営学部:10名 国際情報学部:10名 |
試験日 | 学部ごとに異なる(細かな日程は別表にて下記記載) |
合格発表日 | 学部ごとに異なる(細かな日程は別表にて下記記載) |
入学手続き期間 | 学部ごとに異なる(細かな日程は別表にて下記記載) |
出願に際して必要な書類 | ・出身もしくは在籍学校長が発行した調査書など受験資格証明書類 ・大学入学共通テスト成績請求票 ⇒Web出願後に印刷可能となる「宛名ラベル」を封筒に貼り付けて送付 |
受験料 | 全学部共通 35000円 |
参考:中央大学
このようになっている。特徴としては、他の方式にそこまで積極的ではない中央大学の看板学部である法学部がこの方式を採用しており、かつ募集定員自体も多い設定となっている点にある。法学部志望の受験生は、ぜひとも検討してみることをお勧めする。
次は、各学部ごとの試験日などの日程を表にしてまとめておく。
試験日 | 合格発表日 | 入学手続き期間 | |
法学部 | 2月12日(土) | 2月24日(木) | 2月24日(木)~3月3日(木) |
経済学部※ | Ⅰ:2月14日(月) Ⅱ:2月15日(火) | 2月25日(金) | 2月25日(金)~3月4日(金) |
商学部 | A:2月11日(金) B:2月13日(日) | A:2月22日(火) B:2月24日(木) | A:2月22日(火)~3月2日(水) B:2月24日(木)~3月3日(木) |
理工学部 | 2月15日(火) | 2月26日(土) | 2月26日(土)~3月7日(月) |
総合政策学部 | 2月16日(水) | 2月26日(土) | 2月26日(土)~3月7日(月) |
国際経営学部 | 2月10日(木) | 2月19日(土) | 2月19日(土)~3月1日(火) |
国際情報学部 | 2月11日(金) | 2月22日(火) | 2月22日(火)~3月2日(水) |
※経済学部Ⅰ:経済学科、経済情報システム学科、公共・環境経済学科
経済学部Ⅱ:経済学科、国際経済学科
併願に関しては、他の方式である6学部共通選抜方式および共通テスト単独方式との併願が可能である。また、試験日が同一ではない学部を除き、同一方式による複数学部との併願も可能だ。チャンスは多く作っておこう。
各学部ごとの大学入学共通テスト指定科目と個別試験科目まとめ
それぞれの学部で、どの科目を共通テストにおいて受験し、そして個別試験においてどの科目を受けるのか設定されているため、そちらもまとめておく。
共通テストで指定されている科目を受けなかった場合には、合否判定が行われず問答無用で不合格という形になってしまうから、この点は注意をしたうえで受験に臨んでほしいと思う。
共通テスト指定科目 | 個別試験受験科目 | |
法学部 | ・「外国語」1科目 ・「国語」 ・「地歴公民」「理科」の2教科のうち1科目選択 ・「数学」1科目選択 | ・外国語 |
経済学部 | ・「外国語」⇒英語のみ ・「国語」 | ・数学 |
商学部 | ・「外国語」⇒英語のみ ・「数学」⇒ⅠAとⅡBの2科目 | ・外国語 ・数学 |
理工学部 | ・「外国語」⇒英語のみ | ・理科 ⇒【数学科、物理学科、都市環境学科】 ・物理と化学から計6題のうち3題解答 ・数学(数Ⅲまで) 【上記学科以外】 ・物理、化学、生物から計9題のうち3題解答 ・数学(数Ⅲまで) |
総合政策学部 | ・「外国語」 ・「国語」「地歴公民」「数学」「理科」の中の2教科2科目 | ・外国語 |
国際経営学部 | ・「外国語」⇒英語のみ ・数学⇒ⅠA,ⅡBの2科目 | ・外国語 |
国際情報学部 | ・「外国語」⇒英語のみ ・「地歴公民」「数学」のうち1科目選択 | ・外国語 |
このようになっている。くれぐれも受験の際には受験科目の間違いがないように注意をしておこう。
中央大学大学入学共通テスト併用方式の倍率まとめ
それでは、ここからは大学入学共通テスト併用方式におけるに関して入試倍率を表にまとめて紹介しておく。
倍率は自分にどれだけライバルがいて、どれだけその学科が人気があるのかがわかる受験における重要なバロメーターの1つだ。自分の受ける学科以外の倍率も確認し、少しでもチャンスをつかみやすそうな学科を見つけ出すのも戦略の1つとなる。
倍率は、受験者数/合格者数の実質倍率を表記している。
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
法学部 | 法律学科:2.6倍 国際企業関係法学科:2.8倍 政治学科:2.7倍 | 法律学科:2.5倍 国際企業関係法学科:3.0倍 政治学科:2.7倍 | 法律学科:2.7倍 国際企業関係法学科:1.7倍 政治学科:1.8倍 |
経済学部 | 経済学科Ⅰ・Ⅱ:19.0倍・27.5倍 経済情報システム学科:11.3倍 国際経済学科:12.6倍 公共・環境経済学科:18.6倍 | 経済学科Ⅰ・Ⅱ:11.4倍・15.2倍 経済情報システム学科:13.9倍 国際経済学科:4.9倍 公共・環境経済学科:2.0倍 | 経済学科Ⅰ・Ⅱ:5.2倍・6.9倍 経済情報システム学科:3.1倍 国際経済学科:3.3倍 公共・環境経済学科:3.2倍 |
商学部 | フリーメジャー・コース:10.4倍 | フリーメジャー・コース:8.7倍 | フリーメジャー・コース:3.8倍 |
理工学部 | 数学科:3.6倍 物理学科:4.7倍 都市環境学科:7.6倍 精密機械工学科:5.1倍 電気電子情報通信工学科:5.9倍 応用化学科:4.3倍 経営システム工学科:9.1倍 情報工学科:12.0倍 生命科学科:5.1倍 人間総合理工学科:4.1倍 | 数学科:4.7倍 物理学科:4.4倍 都市環境学科:7.4倍 精密機械工学科:4.7倍 電気電子情報通信工学科:7.0倍 応用化学科:4.2倍 ビジネスデータサイエンス学科:5.2倍 情報工学科:7.4倍 生命科学科:3.6倍 人間総合理工学科:3.0倍 | 数学科:2.4倍 物理学科:2.8倍 都市環境学科:2.9倍 精密機械工学科:3.2倍 電気電子情報通信工学科:3.3倍 応用化学科:2.1倍 ビジネスデータサイエンス学科:3.9倍 情報工学科:4.9倍 生命科学科:2.7倍 人間総合理工学科:3.6倍 |
総合政策学部 | 政策科学科:6.5倍 国際政策文化学科:7.7倍 | 政策科学科:3.4倍 国際政策文化学科:3.4倍 | 政策科学科:2.7倍 国際政策文化学科:1.9倍 |
国際経営学部 | 国際経営学科:10.5倍 | 国際経営学科:7.9倍 | 国際経営学科:5.8倍 |
国際情報学部 | 国際情報学科:13.5倍 | 国際情報学科:6.2倍 | 国際情報学科:5.0倍 |
このような倍率となっている。共通テスト併用方式においては、経済学部の出願の人気が高い動向が見て取れる。中央大学の看板学部である法学部に関しては、やはり受験必要科目が多いこともあってか倍率がそこまで高くないものであるため、共通テストの得点に自信がある場合は出願することをお勧めする。
以上で、中央大学大学入学共通テスト併用方式の情報まとめを終わる。中央大学の全受験方式に関して詳細な情報まとめを本HPに記事としてアップしているため、ぜひそちらも参照してみてほしい。最新版の情報の更新も待ってほしいと思う。
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