MARCH合格のための教科別夏休みの過ごし方(高1,2生&高3生)〜現代文&古典編〜
MARCH専門塾YDアカデミア教務の宇山でございます!
当塾はMARCH、大学受験、私立大学に関する情報を配信しております。
ご参考になれば幸いでございます!
この記事はこんな方にオススメ!
- MARCHを志望しているけど古文単語・漢文句法が覚えられない。
- 夏休みに現代文は勉強したほうがいいの?
- どこまで古典はを終わらせておかなきゃいけないの?
- 高1・高2でまだ時間はあるけど今のうちから何をやっておいたほうがいいの?
学年別に夏休みの現代文・古文・漢文の勉強の仕方をご紹介していきます!
高校1,2年生の夏休みの過ごし方〜現代文・古文編〜
高校1、2年生の人たちには、この夏休みを使ってぜひとも現代文と古典の基礎力をつける勉強を行ってほしいと思う。MARCHや難関大学を今から目指そうと思っている人たちには、ぜひ取り組んでおいてほしいのが「基礎力の養成」だ。基礎力と言っても様々な要素があるため、現代文と古典のそれぞれの基礎として身に着けてほしいことを簡単に説明していこうと思う。
身につけてほしい基礎力〜現代文編〜
まず現代文においてぜひものにしてほしい基礎力とは
語彙力、読解力
の二つだ。この二つなくしては確実に現代文の点数が伸び悩むこととなってしまう。
まず語彙力に関してだが、これは受験生ですら疎かにしてしまいがちな点なのでぜひとも1、2年生の内に増しておいてほしいところだ。MARCHなどの大学になってくると、出題される長文は文章量も多いうえに抽象性の高い内容のものになっていく。抽象性が増すにつれて、用いられる語彙というのも当然に難しいものへと変化していくため、語彙力の強化をしておかないと、読解以前に文章の内容が理解できずに終わってしまう可能性がある。
それでは具体的に語彙力を身に着けるために何をすればいいのかというと、まず敵を知ることが重要になってくるため、ひとまず自分が目指そうと考えている大学やそれに準じた難易度の文章を読んでみることだ。一度読んで見れば、おそらく意味の分からない単語が出てくるはずだ、それらを現代文の用語集やインターネットなどを駆使してしっかりと理解しよう。そうして自分自身の語彙力を客観視した後に、夏休みの内に現代文の用語集を一通り読み、押さえなくてはいけない語彙を勉強していくのが良い。
次に読解力だが、現代文を解く際に受験生がよく言うのが
「なんとなく感覚でここかな、、って思ったのでこれを選びました。」
という言葉だ。感覚で現代文を解いてしまうという状況にある人は、今すぐにその考えを捨てなければならない。現代文は決して感覚で解くものではなく、裏を返せば、読解する際に抑えていけばよいポイントを身に着ければ、どんな難しい文章でも理解し、必要な要素を理解することができる科目なのだ。
なので、ぜひ現代文の読解について解説している基本的な参考書を一冊手に入れたうえで、その内容を確認しておいてほしい。それを読んだうえで現代文が感覚で解くものではないということをまずは理解し、文章を読むうえで重要となるポイントを少しでもつかんでおくことだ。読解力は一朝一夕でつくものではないから、焦らないで良い。
身につけてほしい基礎力〜古典編〜
古典において身に着けておいてほしい基礎力は
単語力・文法力
の二つだ。正直に言ってしまえば、早い段階でこの二つを自分のものにできれば古典は怖いものではなくなる。
まず、単語力だが、これは1、2年生の皆さんも重要なものであると理解しているだろう。高校でも毎日のように古文の単語テストを行っているという人も珍しくはないのではないだろうか。これは本当に重要なことなので、ぜひともめんどくさがらずに取り組み続けてほしい。
古典、特に古文においてだが、覚えている単語の数が多ければ多いほど、読み進めていくのは簡単なものとなる。夏休みに単語帳を確認しなくなってしまう人もいるだろうが、ぜひとも自分が使っている単語帳で、これまでに学習したものの確認、そしてまだ学習していないものがあればそれらを暗記してみること、に取り組んでほしい。
次に文法力だ。古文においても、漢文においても文法力やそれに準じたお決まりの形を覚えておくことがとても大事になる。古典の文法というのは、どうしても無味乾燥な内容であるから、勉強することが苦痛になってしまうことが多い。加えて覚えなければならない内容も多いため、勉強を避けたくなってしまうがそこは耐えてほしい。
そこでお勧めとなる文法の勉強法が、参考書を読んで覚えようとするのではなく、初めから問題集をベースに勉強してしまうことだ。先に知識類をザっと確認して、そのあとは問題集にとりかかってしまおう。演習ベースの勉強をすることで、無味乾燥な勉強が少しでもラクなものになるし、実践力も身につくためおススメだ。
高校3年生の夏休みの過ごし方〜現代文・古文編〜
MARCHを志望している高校3年生の人たちには、ぜひとも現代文と古典を試験における得点源にしてほしいと思う。そのためには、夏休みにおける両科目の基礎知識の完成をまずは徹底してほしい。この夏休みが、上記した基礎力を養成する最後のチャンスだと思ってほしい。
そこで高校3年生の人にぜひとも行ってほしい、現代文と古典の勉強法を説明する。この勉強法をしっかりと計画的に行うことが出来れば、志望校レベルに到達していくことができるだろう。
夏休みのオススメ勉強法
①夏休み前半期で、古典の基礎知識を完璧なものとすること
⇒現代文よりも基礎知識の完成が重要なものとなるのが、古文と漢文の古典だ。どちらの科目でも、基礎的な単語力や文法力が無くては、長文問題を解くことはおろか、MARCHなどの難関私大などで問題の一部を占める文法問題すら得点することができなくなってしまう。
古典の問題の中で単純な語彙力や文法力があれば得点できる問題というのは、馬鹿にならない量存在している。これらの問題は国語の問題の中でも確実に落としてはいけないものであるし、得点源とすることができる分野の問題だ。ここの取りこぼしをなくすためにも、夏休みは最後の機会であると考えて、基礎的な古典文法と漢文の問題集を一周し、身についていない知識をなくしてしまおう。
➁現代文の要約、古文漢文の現代語訳で実践力を身に着けよう
⇒MARCH志望の高3生には、直接的に問われることはあまりない問題形式である要約や現代語訳だが、ぜひとも取り組んでおいてほしい。
まず現代文の要約においては、要約というもののそもそもの意味を考えたときにその重要性がわかると思う。というのも、要約とは長大な文章を簡略化し、文章内の重要な要点を抜き出し、まとめるという作業なわけである。この作業を行うには、文章内でどこを抑えるべきなのかを理解する力が無ければならないが、この力は読解問題を解くにあたっては欠かすことのできないものだ。
読解におけるポイントを探し出す力を伸ばせる上に、取り組む文章の絶対数を増やすこともできる。そのため、志望校の過去問か、それに等しい難易度の現代文の問題を解き、復習としてその文章の要約を行ってみよう。初めは難しいと思うが、徐々に要点を抜き出すことができるようになるはずだ。時間がかかる作業だが、だからこそ夏休みを存分に活用しよう。
次に古典の現代語訳だが、初めから志望校レベルの文章で行う必要はない。基本的なレベルの問題集に掲載されている内容で十分だ。その中の、難読部分、3-4文程度をピックアップし、Ⅰ:自分の力のみでまずは訳してみよう。そのあとに、Ⅱ:わからなかった単語や文法があればそれを単語帳、文法書で確認し訂正を加える。そして最後にⅢ:解説の現代語訳と照らし合わせるという流れで取り組もう。
上記した一連の流れを取り組むことで、古典の総合力が身につくことで間違いない。徐々に慣れてきたと感じられたら、問題文のレベルを上げていき、更なる実践力を身に着けていくのがおすすめだ。
③実際に志望校や、共通テストなどの問題を解いてみる
⇒これは、夏休みの勉強において余裕のある人だったり、夏休みの最後の確認として取り組んでほしいことだ。現代文や古典は、実際の問題演習を行うことが一番実力を伸ばしていくうえで重要となる科目だ。
そのため、自分のレベルを知るためにも、志望校のレベルを知るためにも、その志望校の問題を解いてみることをお勧めする。少しそこまでは自身がない、、という人であれば、共通テストやセンター試験の問題を解いてみるとよい。夏休みの最初と最後に同じ問題に取り組んで、自分の実力がどれだけ伸びたか確かめるというのも、やってみるとよいだろう。
以上の①~③までが、夏休みにぜひとも高校3年生に取り組んでほしい勉強だ。参考にして、国語の実力を底上げしていってほしい。
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